国際線の搭乗口には何分前に行くべきでしょうか。
国際線の飛行機に乗るときは、空港へは2時間前とか、チェックインの締め切りは1時間前とか、とにかく早いですよね。
では、最後の搭乗口には、何分前までに着くのが理想?
遅れそうになっても、チェックインで来ていることは分かってて、荷物も預けてるんだから、なんだかんだ待っててくれるだろうと思う考えは、実はとても甘いです。
空港で働いているとき、「え、乗れないの?」と搭乗口でボーゼンとする人も何人も見ました。
今回は、飛行機に乗り遅れないために、搭乗口には何分前までに着いているべきかについて、ご紹介します。
国際線の搭乗口に行く時間は何分前?
国際線の飛行機に乗るとき、搭乗口に行く時間についてご紹介します。
海外へ行くことに慣れてないうちは、搭乗口には、遅くても出発30分前までには行きましょう。
なぜなら、搭乗開始は30分前からが多いので、30分前までに着いていれば、乗り遅れる心配はないから。
また、搭乗開始は30分前ですが、その前に何か連絡することがある乗客は、名前を呼び出しもされています。
呼び出しをされる理由はさまざまですが、自分が何も問題ないと思っていても、呼び出される可能性もなきにしもあらず。
例えば、自分の座席の画面が壊れているから、他の席に代わってほしいとか、預けた後のスーツケースの検査で、預け入れ禁止のものが見つかったとか。
国際線の搭乗口 搭乗時間は出発時間と違う!
国際線の飛行機で搭乗口に行く時間についての注意点は、飛行機は出発時間ギリギリまで搭乗できるわけではないこと。
ここが一番電車と大きく違うところです。
出発時間までに間に合えばいい、という感覚は危険。
出発時間どころか、だいたい10分前には全員乗っています。
かくいう私も、日本の航空会社でギリギリでも乗れた経験から、以前は間に合えばいいくらいの甘い考えでした。
でも香港でキャセイパシフィック航空に乗ったとき、15分前に搭乗口に行ったら、一番最後で、乗り遅れとして処理される寸前だったことがありました。
搭乗口に着いたら、場所を間違えたかと思うほど誰もいなくて、焦りました。
あと5分遅かったら、スーツケースを降ろされて、ドアを閉められていたかも。
なんとか間に合ったけど、みんな着席してる機内に入って、通路を通っていくのは気まずかったです。。
それ以来、30分前には搭乗口に着いて、のんびり過ごすことにしてます。
搭乗口に入ったあと、戻ることはできる?
早めに搭乗口についた場合、また免税店のエリアに戻ることはできるのでしょうか?
搭乗口から戻るのは自由
結論から言えば、搭乗口と免税店エリアの行き来は自由。
搭乗口へ着いた後、免税店エリアへ戻ることはもちろんできます。
搭乗口には、空港によって2タイプあります。
ひとつは、隣の搭乗口とも自由に行き来のできるタイプ(日本の空港はほぼコレ)。
もうひとつは、搭乗口の入り口にドアが着いているタイプです。
ドアがついているタイプは、入ったら出られないんじゃ?という気になりますが、行き来は自由です。
搭乗口に入るときに、パスポートと搭乗券のチェックをしていることもありますが、再度戻ってきたときにまたチェックを受ければいいだけです。
その飛行機に乗らない人が、搭乗口に入らないようにチェックしているのであって、搭乗口に来た人数をチェックしているわけではありません。(原則なので、もちろん出るなと言われたら、指示に従ってください)
出国前エリアには戻れない
早めに搭乗口に着いたなら、場所の確認ができたということで一安心。
30分前までには戻ってくることを忘れないで、ウロウロ歩き回ってかまいません。
ただし、出国前のエリアには戻れません。
構造的に戻れないようになっているので、間違えて戻ってしまうこともありませんが。
さっきのお店で買い物したかった…という場合も、出国前(保安検査場前)には戻れませんので注意してください。
さいごに
国際線の飛行機では、搭乗口には30分前までに着くのがオススメとご紹介しました。
早めに着き過ぎても、搭乗口への出入りは自由です。
時間がある場合も、場所だけでも早めに確認しておきましょう。遠い場合もあります。
飛行機の出発時間と、搭乗できる時間は違うことにはくれぐれも注意してくださいね!