国際線に乗る場合、先に空港に着いた代表者がまとめてチェックインすることはできるのでしょうか?
飛行機で海外へ出発するときには、チェックインのために早めに空港へ行かないといけません。
でも例えば、友達の中で自分だけ、とか、家族の中でパパだけが、先に空港につける場合もあります。
そんなとき、まだ空港へ到着していない同行者の分もまとめてチェックインすることはできるのでしょうか。
今回は、国際線のチェックインは本人以外でも代表者がまとめてできるのか?についてご紹介します。
空港で、国際線のチェックインは代表者がまとめてできる?
国際線に乗るときに、空港でのチェックインを代表者がまとめてできたら便利ですよね。
でも本人がいないのに、チェックインしてしまうことはできるのでしょうか。
答えは残念ながら、空港でチェックインする場合は、本人以外がチェックインすることはできません。
本人が空港に到着してから、チェックインカウンターで手続きをする必要があります。
飛行機の場合は、電車などと違って、乗客の名前を特定して、チケットが販売されています。
国際線は特に、テロ対策など安全面から、チケットを持っている本人以外が飛行機に乗ることのないよう、空港では本人確認が厳しく行われています。
空港のチェックインカウンターでも、パスポートの顔写真と同一人物がチェックインしていることを確認しなければならないので、同行者がチェックインすることはできないのです。
最近は、自動チェックイン機が置いてある空港も多く、パスポートがあればチェックインできてしまいそうですが、係員が気付けば注意されます。
先に着いた代表者が、まとめてチェックインできれば楽ではあるのですが、悪用されることを考えると、当然のルールともいえますね。
ただ、最近はインターネットでの事前チェックインができる航空会社がほとんどです。
このインターネットでの事前チェックインであれば、代表者がまとめてチェックインすることも可能です。
方法は、だいたい出発時刻の24時間前から、航空会社のホームページで、人数分の名前やパスポート情報を入力し、座席指定します。
座席番号の書かれた搭乗券を印刷したり、メールで送られてこれば完了。
預ける荷物は、空港のチェックインカウンターに立ち寄る必要がありますが、例えば、家族の中で預けるスーツケースがない人は、チェックインカウンターに立ち寄らずに保安検査場へ向かえます。
空港でのチェックインと比べると、だいぶ手軽ですよね。
注意点は、インターネットでチェックインには、予約番号や、全員分のパスポート番号、名前のパスポート通りのアルファベット表記などの情報が必要なこと。
同行者の分まで手続きしてあげる場合は、事前に教えてもらってくださいね。
国際線のチェックインは別々にできる?
何らかの理由で、インターネットでのチェックインができなかったなど、
先に空港に着いた自分だけ、チェックインしてしまいたい場合もあります。
同行者の分までチェックインできなくても、自分だけ空港で先にチェックインすることはできるのでしょうか?
答えは、空港でのチェックインを、同行者と別々にすることは可能です。
一緒に予約を取った場合は、チェックインカウンターの係員に「同行の方は?」と聞かれるかもしれませんが、「後から来ます」などと答えれば大丈夫です。
本人が来るまでチェックインはできなくても、座席を隣にしたい場合などは、リクエストすれば同行者の分も、座席の予約くらいはしてくれるはずです。
もちろん空いていればですし、本人がチェックインするまで確定ではありませんが。
出張のビジネスマンなどは、予約は一緒だけど、チェックインはバラバラに来て、席もあえてバラバラにしたい、などということもありました。
国際線のチェックインは1時間前までに
インターネットで代表者がまとめてチェックインする場合も、預ける手荷物がある場合は、必ず1時間前までに空港のチェックインカウンターへ来て、預ける手続きを終えるようにしましょう。
インターネットでチェックインをすませていても、スーツケースなどの手荷物を預ける手続きは、1時間前が締め切りのところがほとんどです。
1時間前は、最後の締め切り時間で、これをすぎると飛行機に荷物を乗せてもらえない=自分も乗れない、となりますので、注意してください。
また同行者が遅れてくる場合も、1時間前までにチェックインができなければアウトです。
「同行者があと何分で到着します!」などと伝えていれば、多少は(数分?)待ってくれるかもしれませんが、特に外国の航空会社は締め切り時間にはかなりシビアなので、期待しないほうがいいです。
同行者と一緒に空港に来ない場合も、必ず全員1時間前には、空港に到着して、手荷物を預ける手続きまで終えられるようにしてくださいね。
さいごに
国際線に乗る場合は、空港でのチェックインは代表者がまとめてすることはできません。
必ず本人が空港のチェックインカウンターに来る必要があります。
代表者がまとめてチェックインしたい場合は、インターネットでのチェックインを利用するのが便利です。
また、もしインターネットのチェックインが利用できず、空港に別々に到着する場合は、バラバラにチェックインすることができます。
どちらの場合も、同行者のチェックインや手荷物預けは、出発1時間前までには必ずすませられるように注意してくださいね。