国際線の飛行機に乗るときに必ず通る、空港の税関。
でも、普段の生活では関わりのない税関。
空港で通るときには、一体何をしたらいいのでしょうか?
そのまま通り過ぎてしまっていいのでしょうか?
今回はまず、日本から出国するときの税関の手続きについてご紹介します。
空港の税関で必要な手続きとは?出国時
空港の税関は、出国時と入国時に通らなければいけません。
つまり海外に行く時は、時系列でいくと合計で以下の4回、税関を通ることになります。
1、日本の出国時
2、外国の入国時
3、外国の出国時
4、日本の入国時
まず、出国するときにはどんな手続きをするのかご説明します。
出国時の税関では、普通はほぼ何もすることはありません。
税関自体も、出国審査の前に1つカウンターがあるだけ。
申告する人はほぼいないので、税関職員もいつも暇そうです(苦笑)
ルールでは、高級な外国製品を持ち出すときには、出国前の税関で申告することになっています。
例えば、ロレックスの腕時計や指輪など。
日本へ帰ってきたときの税関で、海外で買ってきたと見なされると、高級品には税金がかけられてしまいます。
それを、日本から持ち出したから税金はかからないと証明するため、この出国時の税関で書類をもらうのです。
ただ、実際に申告している人はあまりいないような気もしますね。
というか、そんな高級品はわざわざ海外に持っていかない方が安全ですし。
100万円の現金相当のものを日本から持ち出す場合も、申告が必要です。
普通の旅行や滞在では、今どきよっぽどそんな現金は持っていかないですが。
海外は、日本よりキャッシュレス化が進んでいます。
大きな買い物がしたい場合こそ、クレジットカードが必要で、大金の現金を使うのは難しいところが多いです。
さいごに
国際線に乗るときに、空港の税関で必要な手続きについてご紹介しました。
出国時の税関で申告が必要なのは、高価な外国製品と、100万円相当の現金などを持ち出す場合のみ。
でも、そんな特別なものは、一般の旅行なら持っていないのが普通。
それなら、出国時の税関は素通りでオッケーです。
どちらかというと大事なのは、入国時の税関なので、次回は入国時の税関の手続きについてご紹介したいと思います。