ホームステイに行く飛行機の中、ヨーロッパやアメリカだと10時間ほどかかります。
同じ座席で、こんなに長時間、飛行機で何をして過ごすのがよいでしょうか?
私はヨーロッパにもアメリカにも何度も行っていますが、最初のうちは、いつも寝たいけど寝れず、時間を持て余していました。
でも、飛行機の中での過ごし方が決まってからは、あっという間にもう着いちゃったかと思うようになりました。
今回は、私がおすすめする飛行機の中での過ごし方をご紹介します。
飛行機に乗ったら、最初にすませるべきこともご紹介しますので参考にしてください。
飛行機の中の過ごし方 私のおすすめ
飛行機の中の過ごし方について、私がおすすめするのは、映画・ガイドブック・日記です。
映画
飛行機でしか楽しめないのが、日本で公開前の映画!
これが無料で見られるのですからお得です。
寝る以外の時間は、多くの人が映画を楽しんでいます。
それも長距離路線なら、2本も3本も見られます。
忙しい日本の日常生活では、なかなかこんな時間はないですよね。
私はヨーロッパへ旅行へ行ったとき、飛行機の中で、洋画「Love actually」を見たのですが、数か月たってから、日本で大人気になりました。
私としては「ずいぶん前に観たのに今さら?」という気分でしたが、ヒットの先取りはとても得した気分でした♪
のちにヒットしない作品でも、やっぱり映画って見始めると楽しめます。
洋画は、ついでに現地に着くまでに英語に耳を慣らすリスニングにもなります。
ガイドブック
足元に置くカバンの中に、現地のガイドブックを一冊入れておきます。
ガイドブックって、かなり情報量が多いので、じっくり読むには時間がかかりますよね。
観光旅行なら、ガイドブックを読んで計画を立てたりしますが、ホームステイだとあまり読まないままだったり。
飛行機の中は、ガイドブックを読むのに絶好の時間です。
現地の生活に役立つ情報(タクシーの乗り方、切符の買い方、チップの渡し方など)が書いてあるページも役立ちます。
現地に着いてから、ガイドブックを開くことはほぼ無いので、飛行機の中が最後の機会でもあります。
時間はたっぷりあるので、休みながら読んでおきましょう。
日記
特にホームステイに行く場合に、おすすめするのが日記です。
日記といっても、小さいメモ帳で十分です。
今の不安な気持ちや楽しみな気持ち、これから現地でやりたいこと、行ってみたいところ、などなど。
出発前の気持ちって、すごく不安で楽しみなはずなんですが、すぐに忘れてしまうんですよね。
何でも素直に書いておくと、帰りに見たときに、
「こんなに不安だったんだ」「こんなに心配しなくても大丈夫だったのに」とか、
「やりたかったことはできたな」とか、
現地での出来事を思い返しやすいし、ホームステイでの自分の成長がよく分かります!
私はショルダーバッグに入る大きさの小さいメモ帳とボールペンを飛行機に持ち込んで、眠れない時間に書いていました。
できれば現地にいる間も、日記をつけると後から面白いのですが、毎日疲れてなかなか難しいです。
でもせめて、出発前の飛行機の中だけでも書いておくといいです。
飛行機は、消灯していると、文字も書けないくらい暗いので、読書灯をつけて書きます。
隣の人が迷惑にならないように、角度調整をしてくださいね。
飛行機の中で最初にやること
たくさん時間があるはずの飛行機ですが、いざ着陸が近くなると急に忙しくなります。
到着前に飛行機の中で済ませておかなければいけないことって、意外とあるんです。
私の経験を踏まえて、飛行機に乗ったら、先に済ませておくべきことをご紹介します。
時計を現地時間に合わせる
飛行機に乗ったら、すぐに自分の時計を現地の時刻に合わせることをお勧めします。
飛行機の中での時間も、現地の時間で考えるようにするのです。
そうすると、例えばお昼のフライトでも「まだお昼の1時なのに寝れないよ」ではなく、「夜の11時だから、寝るようにしなきゃ」と自分で調整するようになります。
飛行機の中は、食事が終わったら電気が消され、数時間たってから、着陸前に電気がつくので、どっちみち時間の感覚はおかしくなります。
頼りにする時計を、現地の時間に合わせておけば、多少は時差ボケが防げます。
私は海外にいくときは、時刻を合わせやすいアナログ時計を使っています。
お金の入れ替え
時刻を現地時間に合わせたら、次は、財布の中身を現地通貨に入れ替えます。
日本円は出発前の空港でも使うので、飛行機に乗る前にはなかなか入れ替える時間もありません。
でも、飛行機に乗った時点から、一切役に立たなくなるので、乗ったらすぐできることです。
このとき、日本円の紙幣や硬貨を入れる袋があると便利です。
準備の段階で、10センチくらいの小さなジップロックを、財布か足元に置くバッグに入れておくのがおすすめ。
現地では使わない保険証・診察券・ポイントカードなども出して、袋にしまいましょう。
現地で使う財布には、余計なものはいれない。
日本の免許や保険証などは、海外で何の証明書にもなりません。
財布の中身は、現地通貨とクレジットカード。
それに、海外旅行保険の連絡先カードを入れておきましょう。
あとは、持っている場合は、国際免許証や国際学生証が入るくらいです。
私はいつも、日本で使っている財布より、だいぶ薄くなります。
飛行機の中でなるべく早くやること ~入国カード、税関申告書~
入国カードと税関申告書は、カードをもらわないと書けないので、乗ってすぐ、というわけにはいきませんが、なるべく早くすませましょう。
最初に配られるのは、だいたい、消灯して飛行機の中が暗くなってからです。
客室乗務員が「欲しい人~?」という感じで見せながら歩いています。
これをもらって、記入します。
このカードの記入事項にけっこう迷うので、書類を書くには意外と時間がかかります。
飛行機の番号(フライトナンバー)、パスポート番号、滞在先住所など、それぞれ搭乗券、パスポート、ホームステイ先の住所の紙、などをゴソゴソ出して書きます。
英語なので「これ何のこと?」と迷って、ガイドブックで調べたり。
これを、到着前にやろうとすると、すごく忙しくなりますし、気持ちが焦ります。
でも、ほとんどの人は到着前に急いでやっているんですよね。
なるべく早いタイミングで、時間があるときに書いてしまうのがおすすめです。
ちなみにこのカード、自分で手をあげないともらえないのと、必要なのが全員ではないので、「あれ?要らないかも?」とスルーしてしまったりするのですが、もらってください。
到着前にも配るので、このタイミングでは一度しか周ってくれないことが多いです。
結果的に、自分には必要ない書類だったら、捨てればいいです。
もらわなくてもいい人は、だいたいこの後、乗り継ぎで別の国に行く人です。
国際線は、特に外国の航空会社だと、いろんな国の人が乗っています。
日本はただの乗継地だという人もたくさんいるので、必要な書類がそれぞれ違うんです。
「みんながやるから自分もやる」という日本人らしい考えは、このあたりからすでに通用しないと分かってきますね。
最近は、電子申請で入国カードは必要ない国もあります。(観光目的でESTA申請するアメリカなど)
不安な場合は、時間のある飛行機に乗っているうちに客室乗務員に聞いてください。
到着してからは、なかなか聞ける人は空港にはいません。
さいごに
ホームステイに行く時、飛行機の中の過ごし方のおすすめは、映画・ガイドブック・日記とご紹介しました。
また、飛行機に乗ったら最初にやるべきことは、時刻を合わせる・お金の入れ替え、です。
入国カード・税関申告書も、記入に意外と時間がかかるので、忙しくなる到着前ではなく、できるだけ早めにおわらせてしまいましょう。
煩わしいことは早く終わらせて、飛行機の中の時間も楽しんでください。