国際線から国内線の乗り継ぎ 荷物は受け取る?重量は?成田での失敗談


国際線から国内線へ乗り継ぎするとき、預けたスーツケースなどの手荷物は、どこで受け取るのでしょうか?

海外から日本へ帰ってきたとき、乗り継ぎがあると、海外の空港で預けた手荷物はどこで受け取ったらいいのか迷いますよね。

国際線を降りたところで受け取るの?それとも、最終目的地までスルーで行ってくれるの?

実際に、私は手荷物を受け取る場所を間違えて、乗り遅れるピンチに陥ったことがあります。

今回は、海外から日本へ帰ってきたときに、国際線から国内線へ乗り継ぎをする場合、

荷物はどこで受け取るのかについてご紹介します。

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国際線から国内線に乗り継ぎするとき、荷物は受け取るの?

海外から日本に帰ってきたとき、国際線から国内線に乗り継ぎをするとき、荷物を受け取るのかどうかについてご説明します。

受け取りは国際線を降りた空港で!

海外の空港で預けた手荷物は、必ず国際線を降りた最初の空港で受け取ります!

成田、羽田、名古屋、関空などですね。

つまり、国内線への乗り継ぎがあってもなくても、とにかく海外から到着したら手荷物の受け取りは必要なのです。

なぜなら、日本では、海外から到着した最初の空港で、税関検査を受けることが義務付けられているからです。

たまに、スーツケースに付いている手荷物のタグには、最後の地方空港の名前まで書いてある場合があるのですが、

その場合も、必ず一度、日本へ到着した空港で引き取って、預け直しが必要です。

国内線に乗り継ぎがある人の受け取り忘れ、実際に多いんです。

日本を出発するときは、国内線への乗り継ぎがあっても、スルーで預けられることが多いので、間違えやすいのかもしれません。

私もその経験がある一人ですが。。

荷物を引き取ってからの流れ

海外から到着した空港で、ターンテーブルで待っていると、国内線乗り継ぎがあっても、預けた手荷物が出てきます。

まずはこの手荷物を受け取って、税関検査を受けます。

日本の税関検査は、申告するものがあっても無くても、全員受けなければいけません。

税関検査の列に並び、係員に税関申告書を手渡します。

税関申告書は、飛行機の中で配っているので、機内で記入できます。

もし税関申告書を受け取り忘れていたら、ターンテーブル周辺にも置いてありますので、その場で記入します。

ちなみに一家族一枚です。

友達だったら、一人一枚必要です。

税関検査を終えて、到着ロビーに出たら、国内線のチェックインカウンターへ向かいます。

ターミナルの移動が必要な場合は、ちょっと面倒だけど、荷物を持って連絡バスなどで移動します。

チェックインカウンターについたら、手荷物と航空券を渡します。

チェックインが済んでいない場合は、ここで座席なども決めます。

チェックインが済んでいる場合は手荷物預かりのみです。

どちらにしても、手荷物を預けるために、国内線のカウンターには必ず立ち寄らなければ行けないということです。

国際線から国内線へ乗り継ぎするとき、荷物の重量は?

国際線から国内線へ乗り継ぎする場合、預ける手荷物の重さについてご説明します。

国際線より国内線の方が、無料で預けられる手荷物の量が少ないので、

国際線から乗り継ぎの荷物を預けたら、超過料金がかかっちゃうじゃないの?と心配になりますよね。

でも、大丈夫です。

国際線から国内線への乗り継ぎは、一枚の航空券で手配していれば、国際線の基準が適用されます。

つまり、国際線で追加料金を払うことなく預けられた手荷物であれば、乗り継ぎの国内線でも、そのまま預かってもらえます。

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ちなみに、「一枚の航空券で手配している」という意味は、同じ航空券番号で発券されたということ。

旅行会社ですべて手配してもらったなら、ほとんどこのパターンです。

eチケットの控えを見て、同じ紙に国際線も国内線も載っていれば大丈夫。

別々で手配したことになる場合は、例えば、旅行会社で「成田→ロンドン」の国際線だけを発券してもらって、

後日、自分で「福岡→成田」を手配した場合など。

この場合は、別々で航空券を手配したことになるので、国内線の重量規定が適用になります。

つまり、国内線に乗るとき、超過分は追加料金がかかるということです。

国際線から国内線への乗り継ぎ 成田での私の失敗談

実際に、国際線が到着した空港で、引き取るのを忘れた私の実体験をご紹介します(汗)

旅程は、ボストン→ニューヨーク→成田→名古屋。

本来は、成田でスーツケースを受け取らなければいけませんでした。

でも、ボストンで預けた時には、途中で引き取ってとも言われなかったので、なんだか最後の名古屋までスルーで行く気がしてました。

成田空港のターンテーブルを通り過ぎるときに、ちらっと「引き取らなくていいのかな」とは思ったものの、

なぜか「まぁ大丈夫でしょ」と、そのまま税関検査を抜けました。

乗り継ぎの国内線はANAで、ターミナルの移動が必要だったので、連絡バスの場所をインフォメーションで聞いて乗車。

留学からの帰りだったので、スーツケースは2つ預けていたのですが、この時点ではスーツケースを引き取り忘れているので、身軽。

そのまま、国内線のANAのチェックインカウンターへ行って、航空券を出すと、

ANAスタッフ「預ける荷物はありませんか?」

私「え??ありますけど。受け取ってないです。」

ANAスタッフ「お客様、受け取ってきてもらわないといけないんですよ(汗)」

私「そうだったんですか~(汗汗)」

ANAスタッフ「到着ターミナルへ戻って、荷物を引き取ってきてください。

15分前までに戻ってこられなかったら、申し訳ありませんが、名古屋行きには乗れませんので、急いでください。」

タイムリミットまで20分くらいでした。

とにかく急いで連絡バスに乗り、到着したターミナルへ。

でも、ターンテーブルのある税関構内って、いったん出たら戻れないんですよね。

自力で入ろうにも、入り口は開かない。(というか、入れたら大問題。)

困って、インフォメーションの人に「荷物を引き取り忘れた」と伝えると、「えっ!!」とかなり驚いた様子。

税関構内を行き来している職員に助けを求めてくれて、何とか、扉の中には入れてもらえました。

でも、一度通り抜けた税関検査はやっぱり逆行できない、とのこと。

その場で待っているように言われて、「早く早く」と思いながら待っていると、

税関職員か航空会社のスタッフか分かりませんが、私の荷物を見つけて、持ってきてくれました。

荷物を取り忘れると、税関構内に戻るのは大変なんです。

お礼をいって、再び国内線のターミナルへ向かう連絡バスを待ちます(こういうとき、バスってなかなか来ない!)

そして、言われた時間ギリギリにANAのチェックインカウンターに滑り込みました。

スタッフが一緒に搭乗口まで走ってくれて、なんとか名古屋行の飛行機乗ることができ、荷物も無事名古屋へ到着していました。

夜だったし、もし乗り遅れていたらどうなっていたことやら。。

あなたはこんな危ない橋を渡ることのないよう、成田での引き取り忘れには注意です。

さいごに

海外から日本へ帰ってきたとき、国際線から国内線への乗り継ぎがあったら、手荷物はどこで受け取るのかについてご紹介しました。

海外の空港で預けた手荷物は、必ず日本に到着した国際線の空港で受け取ります。

手荷物の重量は、国際線と同じ航空券で手配した国内線であれば、規定は国際線と同じです。

受け取り忘れると、税関構内に戻る手間や、国内線への移動で、最後には乗り遅れてしまう危険もあります!

私のような事態にならないよう、引き取り忘れないようにしてくださいね!

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