国際線の飛行機に乗るとき、搭乗口に間に合わない場合はどうなるのでしょうか?
チェックインも終わり、保安検査も出国審査も無事終わっても、搭乗口に間に合わないと飛行機には乗れません。
飛行機は、電車と違って、出発時間ギリギリまで乗せてもらえるわけではないところには注意が必要です。
でも実際の空港では、毎日乗り遅れてしまう人がいるのも事実。
今回は、国際線の搭乗口で、間に合わずに飛行機に乗れなかった場合どうなるのかご紹介します。
搭乗口に間に合わない場合、どうなる?
搭乗口に間に合わなくて、飛行機に乗れなかった場合は、どうなるのでしょうか?
当然、持っているチケットは使えませんので、次の手続きをすることになります。
搭乗口は次の便で使いますので、乗り継ぎカウンターへ移動。
このとき、航空会社の係員が連れて行ってくれる場合もあれば、ただ乗り継ぎカウンターへ行ってと言われる場合もあります。
チケットの手続きとしては、キャンセルして払い戻しするか、次の便や別の便に変更します。
いずれにしても、自分の責任で遅れた場合、手数料がかかる場合はすべて自己負担です。
ちなみに自分の責任ではない場合というのは、例えば、乗り継ぎの飛行機が遅れて、どうしても間に合わなかったなど、航空会社側の責任による場合。
それ以外はすべて自己負担です。
格安航空券の中には「変更不可、払い戻し不可」という条件で安くなっているものも多く、半日後の便に変更するだけで、10万円以上かかることも。
翌日の便に乗る場合は、宿泊費もかかりますし、現実的には出発自体をあきらめることにもなりかねません。
出発を取りやめる場合は、出国審査を取り消す手続きをして、預けた荷物も返してもらい、出発前のロビーに戻ります。
たった5−10分の遅れで、こんなにも違う結果になってしまうのが国際線の飛行機です。
飛行機の搭乗口にギリギリになりそうなとき
搭乗口に着くのがギリギリになりそうな場合は、どうしたらいいのでしょうか?
残念ながら、飛行機を遅らせてまで間に合わせる裏ワザはありません。
大前提として、飛行機を遅らせても待ってくれることはないのです。
というか、自分がもう着席している立場なら、遅刻した乗客のために飛行機を遅らせるなんて、迷惑でしかないですよね。
目安としては、出発10分前はもうギリギリの時間です。
10分を切ってしまったら、とにかく急いで
搭乗口へ向かうしかありません。
大量の乗り継ぎ便が遅れてるとか、搭乗口の改札が壊れたとか、何かトラブルで飛行機がたまたま遅れてる可能性もあります。
搭乗口の場所が分からなければ、誰でもいいから、空港関係者を捕まえて、搭乗券を見せて教えてもらいましょう。
残りの乗客が少ない場合、航空会社のスタッフが搭乗口付近で探してくれてることもあります。
日本の航空会社はよくやってます。
とにかく急いでいるときに見かけたら、すぐ声をかけます。
搭乗口に連絡して、乗せてくれるかもしれません。
チェックインは、締め切りギリギリでも受け付けてくれる可能性がありますが、搭乗時間はギリギリじゃなくても、置いていかれることもあります。
外国の航空会社はかなりシビアで、私はアメリカで10分前に行ったら、もう乗れなかったこともあります。
当然のように「It closed.」と言われたときは、航空会社へ怒る気持ちより、自分の行動を後悔しました。
そのときは変更可能なチケットで、午後の便に乗れましたが、飛行機って時間より前に閉まっちゃうんだなと実感した出来事でした。
搭乗口へは、普段の感覚より早めに行くように心がけましょう。
さいごに
国際線の搭乗口に行くのが遅れて乗れなかった場合、どんな手続きになるのかご紹介しました。
乗るつもりの飛行機に乗れない場合、特に国際線は大きな余分の出費が増えてしまいます。
大事なのは、ギリギリにならないように、早めに搭乗口へ着いておくこと。
いざという場合は、早めに航空会社の係員に声をかけてください。