日本へ帰る空港では、英語でチェックインしなければいけません。
簡単な手続きではありますが、英語での手続きはちょっと緊張しますよね。
入国審査と違って、うなずいているだけでも完了してしまいますが、せっかくなら希望も伝えたいですよね。
そこで今回は、国際線のチェックインに必要な英語を、一番簡単なフレーズでご紹介します。
飛行機のチェックインならではの単語も知っておくとスムーズなので、参考にしてください。
国際線のチェックインで使える英語
国際線のチェックインで使える英語を、一番簡単なフレーズでご紹介します。
チェックインの大まかな流れは以下の通り。
2.座席指定
3.荷物を預ける
4.搭乗券・手荷物のクレームタグを受け取る
それぞれの場面別に、使える英語をご紹介します。
1.パスポート・航空券を渡す
「Check-in, please.」
(チェックインお願いします。)
パスポートと航空券を出しながら、この一言。
「check-in」の発音は、「チェッキン」。
アクセントは「チェ」。
I would like to check in.などという長いフレーズは不要です。
また、乗り継ぎがないか確認するために、最終目的地を聞かれることがあります。
「Where is your final destination?」
「destination」(ディスティネィション)と聞こえたら、最後にどこに行くのかを聞いています。
乗り継ぎ地ではなく、最後の目的地を「Tokyo」「Osaka」などと答えましょう。
航空券を別で持っている場合は、すべて渡してください。
2.座席指定
「Aisle seat,please.」
(通路側をお願いします。)
「Window seat,please.」
(窓側をお願いします。)
日本だとチェックインの係員が、窓側と通路側の希望を聞いてくれますが、海外だと、勝手に決められることが多い気がします。
希望があれば、伝えないとそのままです。
「aisle」(アイル)は、聞きなれませんが「(座席と座席の間の)通路」という意味。
「aisle seat」(アイルシート)は、飛行機の座席指定には、決まり文句です。
通路側希望であれば、「Aisle seat,please.」と言ってみましょう。
発音のアクセントは「ア」。
「アイル」の「ル」はほとんど聞き取れないくらいの小ささでOK。
ちなみに、座席番号「30A」などのアルファベット部分で、窓側か通路側か分かります。
窓側は「A」「K」。
通路側は「C」「D」「G」「H」。
真ん中席は、それ以外の「E」「F」などです。
※国際線に限る。特殊な飛行機は除く。
3.荷物を預ける
「How many bags would you like to check-in?」(何個預けますか?)
「One,please.」(ひとつお願いします)
座席が決まると、預ける荷物を台に載せるよう言われます。
このとき多いのは、何個預けるか聞かれること。
「One,please.」(ひとつお願いします)などと答えます。
ちなみに英語で、預ける荷物は「Check-in bag」。
機内へ持ち込む荷物は「carry-on bag」。
重量制限を超えていると、その場で中身を出したり、超過料金を取られたりします。
これが英語で説明されるとかなり大変なので、余計なトラブルを避けるために、ぜひ出発前の荷造りは重さを気にしてください。
4.搭乗券・手荷物のクレームタグを受け取る
最後に、パスポートと航空券を返してもらい、搭乗券と手荷物のクレームタグを受け取ります。
ここまで来たら、こちらから話すことはありませんが、係員が座席、搭乗口などを説明してくれます。
搭乗券を差しながら説明してくれるので、分かりやすいです。
ちなみに手荷物のクレームタグは、5センチ四方の小さなシールです。
乗り継ぎがある場合は、荷物をどこで引き取るか確認しておくと安心です。
預けた手荷物の引き取りが、どこで必要なのかを聞くには、
「Where shold I pick up my bag?」
(どこで荷物を受け取ったらいいですか?)
実は日本へ帰る場合は、乗り継ぎがあっても荷物はスルーで届くので、「Tokyo」「Narita」などと答えてくれるはず。
日本の国内線への乗り継ぎがあっても、税関検査が必要なので、最初の空港で引き取ります。
私は、アメリカから帰国するとき、成田空港から名古屋へ乗り継ぎがあったのですが、名古屋まで引き取らなくていいと思っていて、あやうく国内線に乗り遅れるところでした。
アメリカを経由する場合は、乗り継ぎであってもアメリカでピックアップが必要なこともありますので、必ず確認しましょう。
最後に「Thank you!」といって完了です。
時間に余裕をもって、保安検査場「Security check」へと向かってくださいね。
さいごに
国際線のチェックインで使える英語を、一番簡単なフレーズでご紹介しました。
長い文章のフレーズが話せなくても、十分チェックインで使えます。
特に問題なければ「Check-in,please.」と「Thank you!」だけで終わってしまうかも。
航空会社の係員は、英語が話せない乗客にも慣れています。
聞き取れなければ、「Sorry?」と聞きなおせば、ちゃんとゆっくり話してくれます。
余計なトラブルが起きないよう、荷物の重さや制限品の持ち込みなどは、事前にチェックしておいてください。