国際線の飛行機に乗るとき、搭乗口で必要なものとは何でしょうか?
搭乗券だけ?パスポートもいる?
搭乗の列が並んでいる中で、急いで書類を用意するのは落し物の危険もあるので、事前にチェックしておきましょう。
国際線の飛行機の搭乗口で出すものは、パスポートと搭乗券
搭乗口で必要なものについて、ご説明します。
搭乗口で見せるものは、搭乗券とパスポートです。
以前は、改札を通す搭乗券だけでよかったのですが、今は搭乗口で、パスポートチェックを行なっています。
パスポートチェックが搭乗口で行われるようになった理由は、テロ対策です。
インターネットでチェックインができるようになって、本人確認の場が減ったことも大きな理由。
搭乗直前に、顔写真で本人を確認することで、本人以外が乗ることを防ぐことが目的です。
パスポートチェックは、係員が行います。
搭乗口に入る前にチェックしている場合もあれば、搭乗の列に並んでいる間に、順番にチェックされる場合も。
搭乗券は、最後に改札に通します。
航空会社や国によって、取り扱いが違うので、もしかしたらパスポートチェックを実施していない空港もあるかもしれません。
でもパスポートと搭乗券は、現地に到着しても空港では何度か提示しなければいけませんので、出しやすいところにまとめて保管しておきましょう。
搭乗口で飛行機に乗り込む順番は?
出発時間30分前くらいになると、搭乗口で搭乗開始のアナウンスが入ります。
でも最初は優先搭乗といって、一部の乗客が先に乗り込みます。一般のエコノミークラス利用者は、改めて案内されるまで待たなければいけません。
では、優先搭乗の順番は、どのようになっているでしょうか。
航空会社によっても違いますが、大体の流れは、下記の通り。
車いす利用など、搭乗に手助けが必要な人
↓
航空会社の上級会員
ファーストクラス
ビジネスクラス
↓
エコノミークラス後方座席
搭乗口で飛行機に乗る順番 それぞれの詳細
まず最初の車いす利用者などは、どうしても搭乗のときに通路が塞がり、時間がかかるので、先に乗り込みます。
現実的に、どんどん一般の乗客が乗り込んでくる時間に一緒に乗り込むのは、お互いに不都合ですよね。
次に航空会社の上級会員と、ファーストクラス、ビジネスクラス利用者です。
上級会員は、飛行機に乗り慣れているので、優先搭乗の対象であっても、最後まで空港ラウンジでゆっくりして、ギリギリに乗り込む人もいます。
その後、エコノミークラスの順番が回ってきます。
エコノミークラスの乗客を案内開始するときには、日本語の案内が分かりにくいなと思うのですが、「これより、すべてのお客様をご案内します」とアナウンスされています。
すべてのお客様=エコノミークラスの乗客も含む、ということです。
時々、満席に近い便では、エコノミークラスの中でも、座席番号によって、搭乗の順番を分けていることがあります。
飛行機の後方の20列くらいを先に搭乗させて、それから、前方の乗客を案内するやり方です。
ただこれ、日本語ならまだしも、外国でやられるとすごく分かりづらいです。
番号が表示板に出ていない場合、アナウンスだけで、案内されている座席番号を聞き取るのは、かなり難しい。。
番号を分けて案内されている場合に、早く行ってしまうと「まだです。また並んで」となってしまいます。
私は、案内されている座席番号が分からなかったら、「すべてのお客様」の案内まで待っています。
最後には全員乗り込めますので、空いたところで乗り込むのもアリですよ。
ただし窓側の場合は、すでに座っている人を乗り越えなければいけないのと、荷物棚はかなり埋まっている可能性があります。
そのためにも、飛行機に持ち込む荷物は、少なめにするのがオススメです。
さいごに
国際線の飛行機にのるとき、搭乗口で見せるものと、搭乗の順番についてご紹介しました。
搭乗口で見せるのは、パスポートと搭乗券。
テロ対策のため、飛行機に乗る直前の搭乗口で、パスポートで本人確認をおこなっています。
搭乗の順番は、
車いすなど手助けが必要な人
↓
上級会員、ファーストクラス、ビジネスクラス
↓
エコノミークラス
エコノミークラスも、混雑防止のため、後方の座席番号を先に案内する場合もあります。
搭乗口にさえ着いていれば、乗り遅れることはないので、自分が搭乗する順番か迷うときは、焦って列に並ばなくても大丈夫です。
「すべてのお客様」(all passenger)とアナウンスされれば、誰もが乗り込むことができます。