国際線の非常口座席って、英語で何というのでしょうか?
長時間のフライトになる国際線では、前の座席を気にせず足を伸ばせる非常口座席は魅力です。
でも、人気だけにリクエストしないと乗ることはできません。
また、非常口座席の他にも、通路側を指定したい、など座席指定したい場合はどういったらいいのでしょうか。
今回は、国際線の非常口座席や通路側など、座席指定に関する英語をご紹介します。
国際線で非常口座席は英語で何という?
国際線の非常口座席は、英語で何というのでしょうか。
非常口座席は「exit row seat」です。
国際線のチェックインカウンターで、非常口座席をリクエストしたい場合は
「I prefer an exit row seat.」です。
正確には非常口は「emergency exit」ですが、飛行機の座席に関しては「exit」だけで、非常口を指します。
「row」は「列」という意味ですが、「row」を抜いて「exit seat」だけでも「非常口座席」と言う意味で通じます。
ただ、非常口座席の英語が通じたとしても、私の経験上、座れる確率は高くないです。
というのも、国際線の非常口座席は、非常に人気なのです。
それもビジネスマンのような旅慣れた人ほど、非常口座席の快適さを知っているので、すぐに埋まってしまうんです。
また、非常口座席は、他の座席と違って「緊急時に脱出の手伝いができる人」しか座ることができません。
15歳以上、英語が話せることなど、条件がはっきり決められています。
非常口座席を好むビジネスマンや旅慣れた人は、だいたいこの条件にもピッタリ当てはまっているんですね。
もし、希望通りに非常口座席に座ることができた場合には、緊急時の援助が必要な席であることは理解しておいてください。
それと、前の座席がないので、荷物はすべて上の棚に入れなければいけません。
足元において、パッと取り出せないのは、デメリットでもありますので、それも踏まえたうえで、リクエストしてみてください。
国際線で通路側座席は何という?
国際線に乗るときは、トイレなどに出やすい通路側も人気です。
では、この「通路側の座席」。
英語ではなんというのでしょうか。
「通路側の座席」は「aisle seat」です。
「aisle」は、「アイル」と読みます。
アクセントは「ア」です。
アルファベットの見た目と発音が違いますね。
教科書で習った覚えもない、あまり親しみのない単語です。
でも飛行機は通路側が人気なので、「aisle seat」は空港では非常によく使われます。
チェックインのスタッフも、耳にタコができるほど聞きなれている単語なので、すぐ通じるはず。
通路側の座席をリクエストしたい場合は
「I want an aisle seat.」。
ちなみに、窓側をリクエストするなら「I want a window seat.」。
「middle seat」と言われたら、真ん中席のことです。
国際線の座席指定は、当日より早めにインターネットで
国際線の飛行機は、長い時間になることが多いので、座席指定は早めにしておくのがポイントです。
特に最近は、どこの航空会社もインターネットでのチェックインができるようになり、
当日空港へ早く来るよりも、座席が早く確保できるようになっています。
満席になるような便だと、当日早く空港に着いたのに、
「すでに通路側は全部埋まっている!」ということもあり得ます。
非常口座席は、特別な条件が必要なので、インターネットでは指定できないようになっている場合もありますが、
当日空港でリクエストする場合も、事前に通路側のどこかを確保したうえで、変更できないか確認したほうが良いです。
現地で、なかなかインターネットが使える環境にないという場合は、日本にいる家族などにお願いしてもいいかもしれません。
さいごに
国際線を座席指定をしたい場合の英語についてご紹介しました。
非常口座席は「exit row seat」
通路側は「aisle seat」
発音は「アイルシート」。
発音を間違えると、全く通じないので注意してくださいね。
また、最近はインターネットで事前に座席指定ができることが多いです。
空港に行ったら真ん中席しか残っていなかった!とならないために、できる場合はインターネットのチェックイン利用も考えてみてください。