両替は空港でするならどっち?日本と海外それぞれのメリット・デメリットと必要なもの。


空港で両替する場合、日本でするのと現地でするのと、どっちがいいのでしょうか?

海外の方がレートがいい、なんて聞くと、レートだけを意識してしまいますが、他にも考慮すべきポイントがあります。

私も旅慣れない頃ほどレートばかり意識して、銀行や、現地の空港や、街中の両替商で変えたりしましたが、レート以外のデメリットもありました。

今回は、日本と海外の空港で両替する場合の、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

両替は日本と海外どっちの空港でするのがいい?

空港で両替するときには、日本と海外、どちらが良いのか気になります。

着目すべきポイントをご紹介します。

1.レート

やはり一番気になるのは、どっちで変えた方がレートがいいかということ。

基本的な考え方は、人件費が安い国で両替した方が得、ということ。

アジアなど発展途上国に行くなら、現地で変えた方がレートは良い。

アメリカ、ヨーロッパなど、先進国に行くなら、日本で変えた方が手数料が安いです。

ちなみに、レートだけで言えば、空港より、街中の両替所の方が良いと言われています。

私はわざわざ出かけるのが手間なので、レートが多少悪いと知ってても空港で両替してます。

2.コインが手に入るか

大きな違いの1つが、現地のコインに両替できるかどうかという点。

日本で両替すると、紙幣のみへの両替で、現地のコインには変えられません。

端数のおつりは、日本円で返ってきます。

外国のコインを取り扱わない理由は、紙幣と比べて、硬貨は偽物との区別がつかないから、と言われています。
現地で両替すると、現地の紙幣とコインに変えてもらえます。

要するに、小銭に関しては、現地でしか取り扱いがないということです。

3.日本語か英語か

両替するときに、日本語が使えるか、英語になるかというのも心理的なポイント。

日本語が通じるうちに両替しておきたい、と言う場合は、レートを優先するより、日本で両替した方が断然ラク。

現地に到着して早々、英語での関門が待ち受けているのは、気持ちが落ち着かない気がします。

ただ、現地で英語で両替する場合も、実際には簡単です。

日本円を出して、アメリカだったら

「change to dollers,please.」
(ドルに変えてください)

と言うだけ。

心理的な壁が大きいだけで、実際には英語の練習にちょうどいいくらい。

挑戦してみようと言う気があれば、ぜひトライしてください。

4.事前に慣れることができる

日本で両替しておくと、現地に着くまでに、現地通貨を見慣れる、というメリットがあります。

何種類あって、何色なのかとか、見ておいた方が、到着後すぐから、必要な紙幣を見極められます。

飛行機の中で日本円と入れ替えることもできますので、到着した後の作業が1つ少なくなります。

私はこのポイントを優先して、日本の空港で両替しています。

足りなくなったら現地で両替します。

旅慣れない方にはこの方法がオススメ。

空港での両替 日本と海外それぞれのメリット・デメリット

日本と海外、それぞれの空港で両替する場合のメリット・デメリットをまとめました。

スポンサーリンク
日本で変えるメリット
・先進国に行くなら、レートが得
・日本語で手続きできる
・現地到着後の心配がない
・飛行機内で財布を入れ替えできる
・飛行機内で通貨に慣れることができる

日本で変えるデメリット
・アジアなど発展途上国に行くならレートが悪い
・コインが手に入らない
・大きい金額のお札を渡されることもある

私は日本の空港で両替しています。

コインは、現地に着いてお金を使えばすぐに手に入るので、コインに交換できなくても困りません。

ただ、日本で両替する場合は、なるべく金額の小さな紙幣に交換してもらうのがポイント!

例えばアメリカドルなら、交換すべきは10ドルか20ドル札までです。

私は日本の空港で、何も言わなかったら50ドル札を混ぜられていましたが、現地でニセ札と怪しまれて、最後まで使えませんでした。

クレジットカードで支払うのが一般的なので、大きな金額の紙幣はほぼ出回っていないようです。

海外で変えるメリット
・発展途上国に行くならレートが得
・コインが手に入る
・細かいお札も手に入る

海外で変えるデメリット
・手続きが英語
・先進国に行くならレートが悪い
・現地到着後の仕事が増える
・出発前に通貨に見慣れない

現地で両替したことも何度もありますが、英語は難しくありません。

「何の通貨に変えたいか」さえ伝われば両替してくれますので、「I’d like to change…」などと文章を話すより、「dollers,please.」の方が伝わります。

あまり英語に慣れていない場合は、多少レートが悪くても、現地では、空港や銀行などで両替するのがオススメ!

フランスの街中の両替商で両替した時、店員さんの雰囲気が怪しくて(ガラが悪いというか…)、騙されたんじゃないかと不安になりました。

両替するときって、やり取りしながら頭でレートを計算することは難しく、英語に自信がないと、言われるままにオッケーと言ってしまいがち。

街中なので、さささっとお金をしまわないといけなくて、ゆっくり数えてるヒマもありません。

きちんと対応してくれる銀行や空港が安心です。

空港での両替に必要なものは?

外貨へ両替する場合には、両替するお金と、パスポートが必要です。

パスポートは身分確認証なので、日本国内であれば、免許証などでも大丈夫。

海外では日本の免許証は効力ゼロですので、パスポートを提示してください。

日本で両替する場合は、あらかじめいくらを両替したいのか書く書類が用意されています。

空港には窓口の前に紙が置いてあります。

名前や便名、両替したい金額20.000円などと書いて窓口に提出。

あくまで私の経験ですが、外国での両替では、こういった書類を記入した記憶はありません。

両替したい分の日本円を出すと、詳細の書かれた領収書と共に、現地通貨で返ってきます。

両替する前に「いくらになるよ」と口頭で説明してくれる場合もありますが、店頭に表示されているレートと同じはず。

OKと答えれば、両替してくれます。

さいごに

空港で両替する場合、日本と現地とどっちがオススメなのか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

現地の空港に着いたら、空港からの移動やチップに、すぐ現地のお金が必要になります。

旅慣れないうちは、日本で両替してしまって、足りない分を現地で両替するのがオススメ。

でも行き先にもよるので、メリットデメリットを考えて、自分が一番満足な方法を選んでくださいね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする