世界各国から留学生が集まる語学学校。
様々な年齢、性格、背景の人が来ています。
いざ語学留学へ行くとなると、自分と同じくらいの年齢の人はいるのかな？友達はできるかな？と気になりますよね。
今回は、語学学校にいる留学生の年齢について、また語学学校での友達の作り方について、私がカナダとアメリカの語学学校へ行った経験談からご紹介します。
語学学校の年齢層は？平均年齢は？
私が行ったのは、カナダのモントリオールに３週間(２月)と、アメリカのボストンに４ヶ月(９月～１２月)。
学生の人数はボストンの語学学校が圧倒的に多かったですが、年齢層はどちらも同じくらいでした。
まず、日本人に一番多かったのは、20代前半。
多くが休学して来ている大学生か、もしくは３年ほどで退職して来ている社会人。
退職して来ている社会人には、20代後半～30代前半の人も多かったです。
大学生は男女半々くらいでしたが、社会人には女性が多かった。
学生時代には留学しなかったけど、どうしても海外への興味があって、仕事を辞めて来た、という人。
結婚は決まっているけど、「今しかない」と来ている人もいました。
そして、少数派にはなりますが、40歳で転職の合間？に来ている人もいたし、60歳の退職後の日本人もいました。
同じ日本人として、なぜその年で？と興味があるので、日本人の若い人とも仲良くされてましたよ。
一方、外国人には、メキシコやブラジルなどの南米系が多かったのですが、こちらは日本人よりちょっと若い。
18歳とか19歳とか。中には16歳の子も。
この子達は大体、母国では経済的には恵まれた家庭ですね。
本人の熱意で来ているわけではないようで、授業中もメキシコ人同士、スペイン語で騒いだり、簡単に授業を休んだりしてました。
私のカナダのホストファミリーは、「この前来ていたメキシコ人の男の子は、毎日部屋で寝てたよ」と言ってました。
外国人にも40代、50代の留学生もいました。
私のホームステイ先にも、42歳のメキシコ人のおばちゃんがいました。
ホテルのマネージャーの仕事をしていて、仕事で使うからどうしても留学させてくれ！と頼んで来たと言ってました。
とても元気なおばちゃんで、さすが少数派でもガンガン友達を作ってました。
まとめると、語学学校の平均年齢は２０代前半。
でも、少数派を含めれば幅広いです。
語学学校での友達の作り方 日本人の友達
留学先での日本人の友達は、作ろうとしなくても勝手にできる、と思ってもよいくらい。
心細い中で、「オリエンテーションってこの部屋だっけ？」とか「やばい鉛筆忘れた！」とか「寒くない？」とか、小さーいことでもさっと話しかけらえるのは、やっぱり近くの日本人。
しかも同じ時期に、同じ都市の、同じ語学学校を選んで、留学に来ているくらいなので、気が合う人が多いです。
だいたいみんな英語が好き、海外が好き、旅行が好き。
私の友達は、語学学校で出会った日本人同士で結婚しました。
特に、同じ日に入った人とは、最初のオリエンテーションで生まれた疑問を起点に仲良くなりやすいです。
そこから、紹介の紹介でどんどん輪が広がります。
ちなみに「留学中は、一切日本人と話さない」というのはおススメできません。
私も留学前はそのくらい決意して、日本人の少ない都市を選んで留学に行ったのですが、
日本人と話さない＝英語が上達する、ではありません。
正しくは「英語をたくさん話す＝英語が上達する」。
日本人と話さない代わりに、外国人と英語でたくさん話せれば良いのですが、日本人と仲良くしない人が、外国人とすぐに仲良くなれるということはほぼありません。
日本人の友達は、現地での滞在を充実させる基盤になります。
悩みも共有できるし、ランチのお店や、放課後のイベントの話、外国人もいるパーティーの誘いも日本人から来たりします。
実際に「日本人とは仲良くしませんオーラ」を出している日本人もいましたが、日本人が距離を置く人は、外国人からも距離を置かれていました。
１人では英語どころか、話すことすらできなくなってしまいます。
仲良くなれる日本人を見つけたら、ぜひ仲良くなりましょう。
その代わり、四六時中、一緒にいるのもやめましょう。
語学学校での友達の作り方 外国人の友達
意外とできないのが、外国人の友達。
もちろん、語学学校でのクラスが一緒の外国人とは顔見知りになるし、気が合う人もいます。
特に日本人は、台湾・韓国など、アジア人と話が合いやすいです。
でも、外国人もほぼ同じ国の人同士で仲良しなんです。
だから、授業が終わると、同じ国の友達と母国語で盛り上がってるんですよね。
そうなると、いくら授業中は仲良くできても、授業の外、学校の外まで一緒に遊ぶほどにはなりません。
外国人がいっぱいいる割には、思った以上に外国人の友達ができないのが語学学校。
でも、せっかくだから外国人の友達が作りたい。
一番おすすめのきっかけは、ホームステイ先に外国人のルームメイトがいる場合。
ルームメイトと仲良くなれば、ルームメイトと同じ国の友達とどんどん輪が広がります。
私はこのパターンで、ルームメイトの韓国人から始まり、韓国人の友達がたくさんできました。
後から知り合いになった韓国人が、私はいつも韓国人と一緒にいるから、韓国人だと思ってたと言ってました。
そうなると、少なくとも自分が必ず英語を話すので、勉強にもなります。
もう一つのおすすめはスポーツ！
テニスや卓球など、最初は日本人同士で企画するといいです。
スポーツって国籍の壁を簡単に超えるんですよ。
きっとそのスポーツに参加したい外国人がいます。
私もテニスに混ぜてもらって、一緒にテニスした外国人とは、その場で仲良くなりました。
また次もやろうよって話もできるし、英語が話せなくてもかまわない。
男女関係なく仲良くなれるのもスポーツの魅力。
語学留学中は運動不足になりやすいので、リフレッシュにもストレス解消にもなるし、
スポーツする場所を調べたり、道具を借りたりする企画段階で英語の勉強にもなります。
外国人の友達は１人できれば、そこから輪が広がりますよ。
さいごに
語学学校は、誰もが最初は1人で参加しているので心細い。
でも、自分からコミュニケーションを取る気があれば、気の合う人がたくさん見つかる場所でもあります。
友達ができるほど、留学中の生活は楽しくなります。
多少年齢が離れていても、留学に来ているくらいの人たちは、みんな仲良くできます。
日本人でも、外国人でも、年上でも年下でも、素敵な出会いができるといいですね！