語学学校の授業って、午前中で終わりの場合が多いですよね。
そして語学学校には、放課後にアクティビティが企画されていることが多いです。
私が通っていたカナダの語学学校では、週2日程度、アクティビティがありました。
アクティビティの参加は自由ですが、留学生が行きたいところ、やりたいことが多く、ぜひ参加をおすすめします。
でも実際にどんなところに行くの?1人で参加しても大丈夫?などと不安もありますよね。
今回は、語学学校のアクティビティについて、私の経験談をご紹介します。
語学学校のアクティビティに、一人で参加しても大丈夫?
語学学校で企画されるアクティビティは様々。
ちょうど行きたいと思っていた観光地へ行くツアーだったり、1人じゃ企画できないスポーツだったり。
現地の人に引率してもらえるなんて、心強いですよね!
私が通っていたカナダの語学学校でも、「参加したい!」と思うアクティビティばかりでした。
でもここで心配になるのが、「他に一緒に行く人がいないけど、一人で参加しても大丈夫?」ということ。
答えはカンタンで、一人でアクティビティに参加しても大丈夫!
まず、私の経験では、こういった午後のアクティビティに参加するのは、日本人留学生が多いです。
他の国の留学生は、アクティビティがあることを知らないのか、学校が終わったらもう好きなことをして過ごしたいのか?興味が無いようでした。
日本人以外では、ごくたまに韓国人・台湾人がいるのを見たことしかありません。
一人で参加しても、同じ語学学校の日本人がいれば、話しやすい。
私もモントリオールの語学学校では、一度、一人で参加しました。
集合場所で待っているときは「帰ろうかな」と不安でしたが、結局そのアクティビティに参加したのは6人で全員日本人。
他に一人で来ている日本人もいて、みんな顔見知りになりました。
それと、一人で参加したほうが、知らない人と友達になりやすいです。
友達と参加すると、どうしてもその人とばかり話してしまいますが、語学学校は人との出会いも大切なので、アクティビティは新しい出会いがあるチャンスでもあります。
そして、もしかして、万が一、「全然、輪に入れない」ということがあったとしても、そのときは離脱したらいいです。
語学学校は、世界中の留学生を受け入れているだけあって、アクティビティも自由。
日本のように、帰りまで一緒じゃないと、ということは一切ないはずなので、安心してください。
私が参加したアクティビティも、メインの目的地に着いた後は、どこが解散だったかはっきりしません。
引率の先生さえいないアクティビティもありましたし。
最後は近くの観光地も友達と周って帰ったりしました。
語学学校のアクティビティってどこへ行く?カナダのモントリオールでの体験
カナダのモントリオールの語学学校で行ったアクティビティをご紹介します。
スケートリンク
モントリオールが一番寒い2月、3月に語学留学に行っていたので、天然のアイススケート場へ行くアクティビティに参加しました。
このときは待ち合わせ場所に引率の人が来ず、学生は日本人ばかりで、中に場所を知っている人がいたので、そのまま学生だけで出発しました。
おそらく日本の学校ならこんなことありえないですよね(苦笑)。
このとき、私は一人で参加していたのですが、一緒に参加していた日本人ふたり組と仲良くなりました。
2人は同じ語学学校のフランス語クラスだったので、アクティビティでなければ出会えませんでした。
スケート靴は貸出で、何も用意していかなくても大丈夫でした。
ちょうど旧市街の景色も見える場所で、夕焼けの中、へっぴり腰でスケートを楽しみました。
モントリオールは地下鉄の表示が大きな「M」と出ていて分かりやすいので、暗くなっても、すぐ地下鉄の場所にたどり着けて便利です。
モンロワイヤル街めぐり
モントリオールの観光名所で有名な「モンロワイヤル公園」。
真冬だったので、アクティビティは公園ではなく、公園周辺の街めぐり。
観光地ならではのおしゃれなカフェがあり、チーズ専門店で、先生が店員さんに聞く説明を一緒に聞きながら買い物しました。
一人ではお店に入ってもなかなか店員さんに話しかけられないので、現地の人と行けるのはアクティビティならではです。
このアクティビティで、モンロワイヤルへの行き方を覚えることができたので、休日に一人で再訪できました。
映画
映画館にみんなで行って、映画を見る!
一人でもできるんですが、英語があまり聞き取れなくてもストーリーが分かるおすすめの映画を教えてくれました。
この時見たのは「10日間で男を上手にフル方法」。
日本ではヒットしませんでしたね。
見るならコメディがおすすめです。笑うポイントくらいは分かりました。
ちなみに、引率は映画館までしかありませんでした。
語学学校でアクティビティがない日の放課後の過ごし方
アクティビティのない放課後は何をしていたのか、ご紹介します。
名所巡り
ボストンに語学留学していたときは、ボストンならではの有名大学へ出かけました。
それは、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学。
世界的に有名な大学がどちらもあるボストンってすごい街ですよね。
どちらもダウンタウンから地下鉄ですぐです。
ハーバード大学は、大学周辺に「ハーバースクエア」という小さな街が出来ていて、かわいい雑貨屋さんやカフェも多くあります。
大学の敷地内も入ることができます。
「足に触るとハーバードに入学できる」というウワサの銅像も見られました。
マサチューセッツ工科大学は、見るからに変わった建物。
いろんな人種の学生たちとすれ違います。
ここを歩いている人たちってすごいなと思いながら、大学内の売店でお土産を買いました。
大学の敷地を抜けると、チャールズ川沿いに出ます。
ボストンは、ここからの景色がとてもきれいです。
平日の午後は混んでいないので、観光地の普段の姿を見ることができますよ。
自習
ボストンでは4ヶ月留学していたので、出かけてばかりというわけではなく、真面目に自習する日もありました。
自習するなら、おすすめは地元の図書館!
日本もそうですが、図書館は無料で誰にでも開放されています。
数週間しか滞在しない留学生でももちろん入れますし、図書カードも作れます。
自習スペースもあるので、そこでのんびり宿題したり、読みたかった本を読んだりしていました。
また、ボストンの公共図書館は、アメリカ最古の公立図書館。
大きくて、中にランチを食べられる場所もあるので、よく一人で行ってました。
自習するなら、ホームステイ先の自分の部屋に帰るよりは、その地の図書館を一度肌で感じてみてください。
一人映画
英語の勉強になる、洋画の先取りができる、安い!という理由で、一人で映画館へも行きました。
作品によって(おそらく新作かどうか)値段が違うのですが、安ければ6ドルくらいで見られました。
日本の半額ですよね。
映画の英語は、内容が分かるほどには聞き取れませんでしたが、推理モノなのでなければ画面でストーリーは分かります。
私はアメリカ滞在中に「オペラ座の怪人」が映画化され、オープン初日に見に行きました。
他にも「ナショナル・トレジャー」「オーシャンズ12」など日本でのヒット作も見られましたよ。
ホストファミリーの子供の習い事
カナダのホストファミリーは、3歳と5歳の子供がいる4人家族で、夕方は何をしているのかと聞いたら、たまたまその日が5歳の子供の習い事の日でした。
そして、「一緒に来る?」と行ってもらえたので、学校帰りに、バス停で待ち合わせして、ホストファミリーの子供の習い事についていきました。
習い事とは、モントリオールらしいアイスホッケーで、5歳なのに、スケートしながらパックを追いかける姿をすごいと思いました。
ホストファミリーに夕方何をしているか聞いてみると、例えば買い物でも、一緒に行かせてもらえるかもしれません。
さいごに
語学学校のアクティビティは、留学生にとっては良い企画が多いです。
でもこういった自由参加の情報って、学校が積極的に教えてくれるものではありません。
次のアクティビティはいつか、掲示板を見たり、先生に聞くなど、自分で取りに行かなえれば、知らないうちに過ぎていってしまいます!
そのせいで、他の国の参加者はあまり多くないのかもしれません。
語学学校の放課後を過ごす手段としては、とてもオススメなので、ぜひ積極的に情報収集して参加してください。