国際線の預け入れ手荷物が重量オーバーしたら?超過料金は?乗り継ぎ分は?

国際線の飛行機に乗るときは、スーツケースの重さが規定におさまっているか、気にしますよね。

でも、もし当日空港のチェックインで、重量オーバーしてしまった場合、どうなるのでしょうか?

また、超過料金はいくらくらいなのでしょうか?

今回は、当日重量オーバーしてしまった場合の流れと、超過料金の目安についてご紹介します。

乗り継ぎがある場合についてもご紹介しますので、参考にしてください。

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国際線の預け入れ手荷物が重量オーバーしたらどうなる?

国際線に乗る時、預け入れのスーツケースなどの手荷物には、航空会社によって無料で預けられる許容量が決まっています。

パッキングのときは、この無料手荷物許容量に収まるように気をつけます。

でも、気をつけたつもりでも、もし当日のチェックインで「重量オーバーです」となったらどうなるのでしょうか?

万が一の場合に焦らないために、当日の流れを押さえておきましょう。

まず、チェックインカウンターで重さを測って、無料で預けられる重さを超えていた場合、係員に「何キロ分超えている」と指摘されます。

でも、すぐに超過料金を求められるわけではありません。

というのも、やはり誰も余分なお金は払いたくないので、まずは無料に収めるようにアドバイスしてくれることが多いです。

係員がアドバイスしてくれるのは、だいたい荷物を分けたり、減らすということ。

その他に、その場で取りうる選択肢としては、

・荷物を分けて、規定内に収める

・持ち込み手荷物に入れる

・捨てる

・別送品で送る

・同行者に協力してもらう

それでもどうにもならない場合には、「超過料金を払う」ということになります。

私自身は超過料金を支払ったことはありませんが、アメリカのホームステイで、ハウスメイトだった台湾の友達が帰国するとき、空港へ見送りに行きましたが、チェックインで引っかかっていました。

アメリカのチェックインカウンターでも、「荷物減らせる?」とか「持ち込みのリュックに入れたら?」とアドバイスしてくれていました。

彼女は、お土産にサプリメントを大量に買っていたので、それを抜いては測り直してました。

幸い?ジッパー式のスーツケースだったので、ちょっとジッパーを開けては取り出していましたが、

スーツケースを倒さないと開けられないハードダイプのカバンだったら、何度も台から下ろして、パカっと開けて、と大変です。

しかも長蛇の列のチェックインカウンター。

このときは最終的に捨てること無く、なんとか収まったので、超過料金は必要ありませんでした。

でも、彼女の姿を見て、私は家を出る前に測ってこなければ、と思いました。

日本出発のときより、帰りのほうがお土産分の荷物が増えるし、空港での言葉に不自由するので、より注意が必要ですね。

いざ超過料金を支払うことになると、だいたいは、別の精算カウンターで料金を支払うことになります。

ではその料金がいくらくらいなのか、次にご紹介します。

国際線の預け入れ手荷物の超過料金はいくら?

国際線に預け入れるスーツケースなどの手荷物が、無料の規定を超えていた場合、超過料金はいくらくらいでしょうか?

ものすごく高いイメージありますよね。

これは航空会社ごとに規定があり、規定もときどき変わるので、航空会社が決まっていたら、ご自身でチェックして下さい。

でも、大体の目安は下記のとおりです。

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個数オーバーは1個あたり、20,000円程度。

サイズオーバーも1個あたり、20,000円程度。

重量オーバーは、32キロまでは10,000円程度、32キロを超えると50,000円前後。

※あくまで目安と考えてください!

ホームステイに行く場合に、一番可能性があるのは、重量オーバーです。

多いと思われるのは、32キロまでの重量オーバーで、行先によって数千円~15,000円程度。

このように重量オーバーはかなり幅がありますが、数百円などですむということはありません。

それでも、以前よりは安くなった印象です。

また、ホームステイに行く場合はよっぽど大丈夫だと思われますが、超過料金を払っても預けられない上限も決まっています。

重さの上限は、多くは45キロ。

カンタス航空(オーストラリア行き)は32キロです。(2018年11月30日現在)

同様に、サイズの上限も決まっています。

スーツケースやダンボールなど、通常の箱型なら大丈夫ですが、特別な形のものを預けるときは、事前に測って、

航空会社に連絡を入れておきましょう。

最近は、事前に超過料金を支払っておける航空会社もあるようです。

航空会社ごとに規定があるので、実際に自分の乗る航空会社が決まっていたら調べてくださいね!

国際線の預け入れ手荷物 乗り継ぎがある場合の超過料金

ホームステイで、日本からの直行便がない都市へ乗り継いで行く場合もあります。

無料で預けられる手荷物の許容量は行き先によって違っていますが、この場合はどうなるのでしょうか?

例えば、私はアメリカのボストンへホームステイに行った時、

成田空港→ニューヨーク→ボストン

と乗り継ぎました。

こうなると、「国際線+アメリカの国内線」に乗ることになります。

国際線は23キロを2個まで無料でしたが、アメリカの国内線は、1個から有料です。

よく考えると、国内線部分は超過料金を払わないといけないの?

それって乗り継ぎのアメリカの空港で払うの?などと、私も不安になりました。

でも、この場合は、払わなくても大丈夫です。

同じ(または提携)航空会社で、乗り継ぎ先まで一緒に手配した場合は、乗り継ぎ部分も、国際線の手荷物の無料で預けられる量が適用されます

つまり「成田空港→ニューヨーク」で超過料金が発生していなければ、その先でも超過料金は要りません。

もし、「成田空港→ニューヨーク」で超過料金が発生していたら、日本の成田空港で超過料金を払います。

乗り継ぎ分の「ニューヨーク→ボストン」の超過料金も、ここで一緒に払っていることになりますので、乗継地での支払いは必要ありません。

乗り継ぎが国内線でなくても、太平洋を超えるような長い距離を飛んだ路線の無料手荷物許容量が適用になります。

例えば、「日本→アメリカ→カナダ」と乗り継ぐ場合も同様です。

ただ、LCCが安かったから、乗り継ぎ部分だけはLCCで手配する、とか、

あとから自分で乗り継ぎ先だけ書い足した、などという場合は、

「乗り継ぎ先まで一緒に手配した」ことになりませんので、国際線の無料手荷物許容量は適用されません。

乗り継ぎだけのはずが、一度入国して、荷物を受け取って預け直すなど、かなり面倒ですので、旅慣れない場合は、このような飛行機のチケットのとり方はしないように。

その他にも細かい規定があるので、心配であれば、予約を取ったら、旅行会社や航空会社に確認してみてください。

さいごに

国際線の飛行機で、超過料金が発生した場合の当日の流れについてご紹介しました。

また、超過料金の目安と、乗り継ぎがある場合についてもご紹介しました。

超過料金は、あくまでも目安として載せています。

超過料金が発生しそうな場合は、航空会社が決まったら、必ず旅行会社や航空会社のホームページで確認してください!

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