スーツケースの重さってどうやって測ったらいいのしょうか?
空港でぶっつけ本番でチェックインに行ってみたら、重量オーバーで超過料金、なんて事態は避けたいですよね。
でも、大きなスーツケースの重さはなかなか測りにくいものです。
私も何度かぶっつけ本番でチェックインに行き、ドキドキしながら測りに乗せた経験があります。
そこで今回は、空港へ出発する前に、自宅やホームステイ先でスーツケースの重さを測る方法をご紹介します。
また、いざ預け入れ手荷物が重量オーバーしそうな場合に、どんな対処法があるかもご紹介しますので、参考にしてください。
スーツケースの重さの測り方は?
飛行機に乗るとき、スーツケースの重さが規定をオーバーしているんじゃないかと気になりますよね。
2つの測り方を説明します。
体重計を使う
1つは自宅にある体重計を使う方法です。
方法は簡単。
2、自分だけの体重を測り、引き算する。
スーツケースだけを乗せると、大きすぎて、目盛りが見えませんので、この方法を使います。
私はホームステイ先にも、お風呂場に体重計があったので、貸してもらって使いました。
この時、目安として、体重計に乗った状態で、持ち上げられないほどスーツケースが重い場合は、20キロを超えている可能性があります。
1個の重さは23キロまで、という航空会社が多いので注意です。
どうしても重い場合は、ホームステイ先のホストファザーに手伝ってもらうといいかも。
最終日のホストファミリーとの楽しい思い出の時間にもなりそうです。
ちなみに「23キロ」は、ポンド単位だと「50ポンド」。
ホームステイ先の体重計がポンド表示の場合は、50ポンドを超えていないか確認してください。
キロ単位だと、なんで中途半端な23キロ?と私は思ってましたが、ポンドだと50ポンドとキリがいいからです。
さらに、超過料金が上がることが多い「32キロ」は「70ポンド」。
国際線ならではの、重さの決め方ですね。
バネばかりを使う
もう1つの測り方は、バネばかりを使うこと。
バネばかりって、小学校の時、理科の授業でちょっと出てきたことがあるような気がしますが、吊るして測るはかりです。
日本で準備していく必要がありますが、正確に測っておきたい方にはオススメです。
使い方は、バネばかりにスーツケースを吊るして(くくりつけて)、持ち上げるだけ。
スーツケースの重さが表示されます。
旅行用のデジタルスケールとして、何種類か販売されており、安いものは1,000円程度で手に入ります。
理科の実験で出てきたばねばかりはアナログですが、いまどきのデジタルスケールは、スタイリッシュで軽いです。
国際線の預け入れ手荷物が、重量オーバーした場合の対処法〜事前にできること〜
スーツケースの重さを測ってみたら、規定を超えていた!という場合には、どんな方法があるでしょうか?
まず、事前に自宅で測ってみて、重量オーバーが発覚した場合に事前にできることをご紹介します。
荷物を分けて、規定内に収める
重量オーバーでも、個数が規定を超えていない場合は、荷物を分けることで解決します。
というのも、引っかかりやすいのは、「1個あたり23キロ以内」という規定。
この規定の場合、2個まで持ち込めることが多いです。
ただし、手荷物は少ない方が動きやすいので、2個目のカバンは、スーツケースと一緒に持ち運びしやすいトートバッグなどにしましょう。
ヨーロッパ系の航空会社は、「全部合計で20キロ」というところが多いので、この方法は使えません。
持ち込み手荷物に入れる
超えた分は、飛行機の中へ持ち込む方法。
ただし持ち込む荷物にも重さ制限があるので、注意してください。
また、持ち込む荷物には、預け入れの荷物より、危険物とされる対象が広いです。
液体物や危険品の制限には、気をつけてください。
持っていくのをあきらめる
どうしても必要か、今一度考え直してみましょう。
現地調達できるものは持っていかなくてもいいかもしれません。
服や日用品など、現地調達すると、思い出も増えます。
私はアメリカのホームステイ中に買ったお気に入りのシャツは、今でも捨てずに持っています。
別送品で送る
どうしても諦められない場合、国際宅配便などで別で送る、という方法もあります。
ただし、超過料金を払った方が安く済む場合もあります。
まずは航空会社の超過料金を調べた上で、料金を比べてみましょう。
国際線の預け入れ手荷物が、重量オーバーした場合の対処法〜当日〜
当日、チェックインカウンターで重量オーバーが発覚した場合の対処法には、どんなものがあるでしょうか?
・同行者に協力してもらう
・超過料金を払う
事前の対処法と同じ
当日であっても、まずは事前の対処法と同じ方法を試しましょう。(荷物を分ける、機内へ持ち込む、処分する)
だいたいは、荷物を分ける、または機内へ持ち込む、で解決します。
ただ、チェックインカウンターでスーツケースを広げるのは大変、という点と、出発時刻までの時間制限があるところが、当日ならではの注意点です。
同行者に協力してもらう
同行者がいて、預ける荷物の制限まで余裕がある場合は、その無料分を使わせてもらう、という方法もあります。
ただし、安全面から、本人以外の荷物は預かってくれない場合もあります。
万が一、預けている間に紛失した場合は、同行者の名前で紛失の手続きなども必要になります。
どうしても!という場合も、同行者の同意を十分に得るようにしましょう。
超過料金を払う
最後はあきらめて、超過料金を支払います。
以前のルールと比べると、超過料金は値下がりしているので、思ったより高くない場合もあるかもしれません。
重量オーバーしていたら、チェックインの係員に一度、超過料金を聞いたうえで、荷物を整理する作業をしてもいいでしょう。
さいごに
スーツケースの重さの測り方をご紹介しました。
海外への荷物はどうしても増えてしまいがち。
中身がいっぱい詰まったスーツケースが、空港で無事チェックインできるか心配になります。
もし重量オーバーしそうな場合は、対処法を参考に、ルール内に収まるよう試してみてください。
また、重量オーバーや超過料金のルールは、航空会社が決まったら、ホームページなどで確認してくださいね。