ホームステイに行くときは、心配してた食生活。
行ってみたら、あれ?意外と美味しい!よかった~♪
そう思って、何かとストレスの多い海外生活で、食を楽しみとしていたら、
気づいたら、あれ?太った?(やっぱり?)
そんな経験、私はしました^^;
今回は、3回のホームステイで3回とも太ってしまった私の経験談と、その後どうなったかをご紹介します。
留学やホームステイで太るって本当?
3週間のホームステイ(2回)では、約2キロ増くらい。
でも、アメリカでの4ヶ月の留学では、約7キロ増えました。
短期間でこんなに増えたのは、人生でこの時だけ。
帰国後すぐに撮った家族写真は、人生最大に太ったパンパン顔の私が。。
証拠写真のように今でも飾られていますが、見事に太りました。
今となってはその写真もネタにして笑えますが、冷静に考えると笑えない。。。
原因は、明らかに食生活。
毎日のホストマザーの料理、ほぼ毎日外食のランチ、そしてアメリカンなポテトチップスです。
でも留学中は、だいたいみんな毎日会っているので、見た目では気づかないし、太ったと言いながらもそこまで気にしていませんでした。
アメリカの体重計だから間違ってるかもだし、なんて思ったりして。
でも問題は、帰ってすぐです。
日本に置いていったズボンが入らなかったり、日本の体重計に乗ってみて、初めて現実に直面しました。
さすが空気を読む日本では、面と向かって指摘する友達は誰もいませんでしたが、言わないだけなんですよね。
私も7キロ増えたと分かって衝撃を受けたのは、日本に帰ってからです。
アメリカのホームステイで太るのはなぜ?
1.ホストマザーの料理
私のアメリカでのホームステイ先は、他の語学学校や大学へ通う留学生なども受け入れている、小さな寮のような家でした。
ホストファミリーは、老夫婦のロンとジーン。
教会の仕事を熱心にしていたようで、あまり家にはおらず、夕方に料理だけ作って置いていってくれることが多かったです。
なので、このホームステイ先での生活は、ホストファミリーの2人とではなく、同じようにホームステイしている留学生たちとの交流がメイン。
でも、ホストマザーのジーンが作って置いていってくれる料理が美味しい!
ほぼすべてが手作りで、ホテルビュッフェのように、大きなバットに1品ずつ、毎日4-5品が並んでいました。
食事もビュッフェスタイルで、一つの大きなお皿にセルフサービスで取り放題。
例えばある日のメニューは、
牛肉トマト煮込み
バターナッツかぼちゃのソテー
フライドポテト
チョコレートケーキ
次の日は、
白身魚のバター焼き
マッシュポテト ミートソースがけ
ピーマンの肉詰め(みたいなオーブン料理)
ストロベリームース
ちゃんとデザートも付いて、毎日こんな感じ。
本当にレストランみたいで、見た目も脂っこいんだけど、美味しい。
見たことない料理もたくさんあったけど、毎回美味しいから食べてしまう。
食べられない味付けのものは1つもなかったです。
同じ家にステイしていた韓国人3人、台湾人2人、中国人、アメリカ人もみんな「ジーンの料理はおいしいな~。太るな~。」と言いながら、
「みんなで渡れば怖くない」状態で、全員おかわりしてました。
大きなお皿に2回おかわりするのはもはや当たり前で、3回目を取りに行きたい衝動を全員で抑える。
誰かが抑えられずに「ちょっとだけ!」と取りに行く。
「じゃあ私も」「私もちょっとだけ」とみんな行く。
今思えばコントみたいな。。
ちなみに飲み物も冷蔵庫にあるものは何でもOK。
ごはんの時間になると、大きなペットボトルで水・コーラ・スプライト・オレンジジュースなどが並んでました。
水を飲めばいいんだけど、つい誘惑に負けるのと、どれでもいいならジュースにしないと損、みたいなケチな心もあって、スプライトを飲むことも多かった。
2か月くらいして、さすがにカロリーが気になってからは水に切り換えました。
みんなで食べる美味しいごはんは楽しい時間でもありましたが、、
毎日おいしいホテルバイキングをお腹いっぱい食べていたら、そりゃあ太りますよね。
同じステイ先の学生たちもみんな軒並み太りました。
「留学前はこうだったんだよ!」と、太る前の学生証や免許証の写真を見せ合うのが一時流行ったくらい。
2.外食していたランチ
語学学校は午前中で終わりで、その後、友達と外にランチに行くのが毎日の楽しみ。
といっても、留学生が気軽に入れるのはジャンキーなチェーン店ばっかり。(ピザとかドーナツとか)
だって、注文はパネルを指さして「No.5」っていうだけだもん。
パスタやサラダが食べられるレストランもあったけど、
値段も高いし、
そもそもお店に入って、案内される前に席に座っていいのか、
メニューが決まったら店員を呼んでいいのか、
支払いはどうしたらいいのか(レジカウンターは無い)、
チップはどうするのか、
などなど、毎回苦労するので、あまり行かなかったです。
おかげでランチも、ピザなど高カロリーで野菜の少ない食生活でした。
日本みたいに「コンビニでサンドイッチ買って、学校で食べる」ができたらいいんだけど、アメリカのコンビニは、ランチを買うには全然便利じゃない。
せいぜい売ってて砂糖だらけのパンとか、ブラウニーとかのデザートだけ。
3.とどめは、アメリカンなポテトチップス
留学したての頃、ストレス解消も兼ねて、スーパーで日本にはないポテトチップスを買っては、毎日1袋食べてました。
ホームステイ先に近かったスーパーのお菓子売り場には、「お菓子売り場の4分の3はポテトチップス」というくらいたくさんの種類のポテトチップスが並んでました。
これだけ並んでいると、買うこと自体に罪悪感とか抵抗がなくなるみたいで、、。
日本ではあまりポテトチップス食べないんですが、「試しに食べてみよう」の繰り返しで毎回違うものを毎日のように買ってました。
アメリカ特有の大きなチョコチップクッキーも好きでしたね。
嗜好も、思考も、アメリカナイズされてたんでしょう。
帰国後、姉に最初に笑いながら言われたのが「体積と態度がでかくなったね」(笑)
ホームステイで太ったその後はどうなった?
ところがパンパンな顔で日本に戻った後は、なにかと忙しくしているうちに、不思議なことに気づいたら元の体重に戻ってました。
3ヶ月もかかっていません。
特にダイエットも運動もせず、留学前と同じように一人暮らしで、大学に通って、バイトに行く生活をしてただけ。
同じように「太った太った」と心配していた同じステイ先の留学生も、帰国後のメールのやりとりで、帰ったら戻ったと言ってました。
太るのがジャンキーでオイリーな毎日の積み重ねなら、もとに戻るのも毎日の積み重ね。
いかに日本での普通の生活がヘルシーか思い知りました。
以上の経験から、ホームステイで太るのが心配な方へ私が言いたいことは、
「帰国後にきっと元に戻るから、ホームステイ中は今の生活を楽しんで!」
無責任でごめんなさい。
でもきっと、留学中って太ったのも含めていい思い出になるから。
私の場合は、太ると言われるアメリカの食事って本当に太るんだと、身をもって学びました。
一応、私が現地でできるだけやっていたジャンキー回避策は、
・休日は和食を作ってふるまう。
・外食を選べるときはタイ料理。(野菜が食べられて美味しい)
といったところです。
語学学校の学生には、ランチを自分で作って持っていったり、自転車を買って、運動のために乗って通っている日本人もいました。
さいごに
現地の食生活も、留学中に学べる文化の1つです。
太るのが心配になるほど、現地の食べ物が口に合ったのは幸せなこと。
ぜひ楽しんで、いろいろ食べてきてください。
帰国した後には、なかなか食べられない現地の味が恋しくなります。