国際線の飛行機に、長い傘は持ち込みできるのでしょうか？
もしかして危険物？と思ったり、手荷物のサイズを超えているような気もしますよね。
今回は、長い傘が国際線の飛行機の中へ持ち込みできるかどうかをご紹介します。
また、持ち込みする場合は、飛行機の中で置く場所、預ける場合の注意点をまとめましたので、参考にしてください。
飛行機に長い傘は持ち込みできる？
折りたたみでない長い傘を持っていく場合、長い傘も飛行機の中へ持ち込みOKです。
先が凶器とみなされるほど尖っていないことが条件です。
どこまで尖っていれば、という明確な規定はないのですが、個人で使う通常の傘であれば持込可能です。
傘の長さについても、通常の範囲内であれば、問題ありません。
持ち込み手荷物のサイズは縦・横・高さ、それぞれ何センチと決められている航空会社もありますが、
傘なら、上の棚に入る長さであれば、持ち込みは認められることが多いです。
逆に、上の棚に入らないほど長い傘であれば、チェックインカウンターで預ける必要があります。
心配な場合は、チェックインカウンターの係員に聞いてみてください。
持ち込めたものの、荷物棚に入れようと思ったら入らなかった！という場合は、客室乗務員に言えば、貨物室へ預かってくれます。
または、客室乗務員の判断へ、飛行機の中のコートロッカーへ置いてくれる場合もあるかもしれません。
飛行機の中で傘はどこに置く？
飛行機の中に持ち込んだ傘はどこに置いたらよいのでしょうか？
置き場所としては、頭の上の荷物棚、または足元です。
傘の置き場所のおすすめは、足元です。
隣や、前後の席に座っている人の迷惑にならないようでしたら、足元に寝かせておきましょう。
頭の上の荷物棚に入れることもできますが、他の人がカバンを取り出すときに、落ちてきてしまって危ないです。
横向きに入れる傘は、荷物棚に入っているか見えにくいです。
それに自分自身が忘れていってしまう可能性もあります。
電車と同じで、飛行機内の忘れ物にも傘は多いです。
足元に置いてあれば、降りるときにも忘れにくいですよ。
ただ、隣の乗客の迷惑になるようでしたら、荷物棚に入れましょう。
国際線に傘を預ける場合の注意点は？
飛行機に持ち込みもできる長い傘ですが、できることならチェックインカウンターで預けたほうが身軽です。
ただ、傘をチェックインカウンターで預ける場合には、個数にカウントされるのか？傘が壊れないか？といった心配がありますね。
個数にはカウントされる
まず、カバンに入らない傘は、預け入れる手荷物の個数としてはカウントされます。
例えば、自分が乗る航空会社の、預け入れ手荷物の個数制限が「２個」の場合。
預けるカバンが１個だけなら、傘を２個目の手荷物として預けられます。
預けるカバンがすでに２個ある場合は、傘は預けられません。
この場合は、飛行機の中へ持ち込むか、超過料金を払って預けるか、です。
でも、傘のために２万円以上の超過料金を払うのはもったいないですよね。(料金は航空会社による)
この場合は、持ち込めばいいのですが、そのまま空港に捨てられていく傘も多いです。
傘を預けたい場合は、航空会社の受託手荷物のルールを確認しておきましょう。
袋に入れて預ける
長い傘を預ける場合に心配なのは、壊れないかということ。
長い傘を預ける場合には、必ず袋に入れて預けましょう。
大きなビニール袋でも、傘ケース(傘袋)でもいいです。
どちらの場合も、袋から出ていってしまわないように、袋の口はしっかり閉めてください。
破損を防ぐ効果もあるし、手荷物用のタグが、傘本体につけられないようにするという理由もあります。
飛行機に預ける手荷物には、傘のような小さな荷物にも、必ずタグがつけられます。
よくスーツケースの取っ手につけられている、バーコードの付いた長い白いシールのことです。
傘を預ける場合には、このタグは、傘の持ち手部分につけられることがほとんどで、それなら問題ありません。
でも、ときどき、なぜか傘の本体部分に、タグのシールがベタベタっと貼られている傘を見ることがあります。(特に海外空港)
私の傘ではなかったのですが、シールをぐるぐる巻かれた傘が、ターンテーブルを回るのを見ながら「この傘どうやって開くんだろう‥」と思ったことがあります。
本体についたシールを剥がすのも大変だし、おそらく剥がしたあとのベタベタが残ってしまいますよね。
ビニール袋に入っていれば、ビニール袋にタグがつけられるので、その心配がありませんし、汚れも防げます。
もしお土産として傘を持っていくのであれば、破損防止のために、事前に段ボールなどで包んでおくといいです。
ビニール袋より安心です。
傘を預けた場合は、到着後のターンテーブルで、引き取り忘れに注意してくださいね。
まとめ
国際線の飛行機へ、長い傘も通常のものであれば（先が尖っていなければ）持ち込み・預け入れともにOKです。
持ち込む場合は、迷惑にならなければ足元に置くのがオススメです。
ただ長い傘は、手荷物検査場で引っかかったり、持ち物が増えるので、できればチェックインで預けることをおすすめします。
個数には数えられるので、航空会社が決まっていたら、受託手荷物のルールを確認してくださいね。
また、預ける場合は、必ずビニール袋などに入れて、引き取り忘れに注意してください。