はじめての海外だと、国際線のチェックインの流れってよく分かりませんよね。
私も初めて海外へ行くときには、チェックインで何をするのか、何を用意したらいいのか、何を聞かれるのか、緊張しました。
なんだかすごく難しい手続きのように思いますが、内容は簡単です。
今回は、空港でチェックインする場合の国際線のチェックインの流れと、必要な持ち物についてご紹介します。
国際線のチェックインの流れは?
国際線のチェックインの大まかな流れは以下の通り。
2.座席指定
3.荷物を預ける
4.搭乗券・手荷物のクレームタグを受け取る
シンプルですよね。
難しいことをやっていそうに思いますが、実際の手続きは簡単です。
予約時やインターネットで事前に座席指定をしていれば、2がないので、さらに早いです。
ではそれぞれ、何をやっているのか詳しく、ご説明します。
国際線のチェックインの手順
1.パスポート・航空券を出す
まず、航空会社の係員に、パスポートと航空券を渡します。
これで、行き先と本人確認が行われます。
もし別で乗り継ぎの予約を持っていれば、すべて渡してください。
チェックインカウンターの係員は、必要な場合はビザを持っているかの確認も行っています。
最近は、空港に自動チェックイン機が設置されていて、ここの手続きは自動チェックイン機で自分で行うことも多いです。
画面に従って、行き先や便名を入力し、パスポートを読み取ります。
分からなければ、近くの係員に声をかければ教えてくれます。
2.座席指定
次に、座席について聞かれます。
希望があれば、「通路側(または窓側)がいいです」と伝えます。
すでに指定してある場合は、確認だけです。
一般的には、隣の人を乗り越えなくてもトイレに出られる通路側が人気です。
個人的には、窓側も景色が見られたり、窓との間のスペースを使って寝られるので、好きです。
事前に座席指定をしていない場合は、残り席は早いもの勝ちなので、早めにチェックインしましょう。
私は、1時間半前にチェックインしたら、友達とバラバラの真ん中席しか空いていないこともありました。
チェックインが遅いと文句の言いようがないんですよね。
この座席指定も、自動チェックイン機だと自分で行います。
座席配置図を見ながら、自分で席を選べるのは、自動チェックイン機の良いところです。
ここまでできると搭乗券が出てきます。
自動チェックイン機でできるのは、だいたいここまでで、手荷物はカウンターへ預けに行きます。
3.荷物を預ける
座席が決まったら、次は預ける手荷物を台に載せます。
荷物の重さが表示されるので、制限を超えていないかドキドキします。
重さについて何も言われなければ、そのまま長ーいタグをつけてもらいます。
壊れやすいものが入ってないか聞かれることもあります。
瓶や電化製品などを入れている場合は「はい」と答えましょう。
壊れ物のタグをつけてくれることもありますが、あくまで配慮が必要、という目印です。
なにかサインを求められたときは「もし壊れても、航空会社は責任を負わないことを了承します」という意味です。
もちろん壊れたら困りますが、サインしなければ預かってもらえませんので、承諾の上でサインしましょう。
4.搭乗券・手荷物のクレームタグを受け取る
最後に、パスポートと搭乗券、手荷物のクレームタグの控えをもらって完了。
搭乗券には、座席番号と、搭乗口が書いてあるので、係員が説明してくれます。
手荷物のクレームタグは、5センチ四方くらいの小さなシールです。
万が一、到着したターンテーブルで荷物が出てこない!という事態になった場合、この小さなシールが手がかりです。
失くさないように、航空券の紙にでもくっつけておきましょう。
私は初めてカナダへ行った時、スーツケースを紛失されて、ターンテーブルから出てきませんでした。
カナダの航空会社の係員に「手荷物のタグを出して」と言われて、「どこに閉まったっけ!?」とものすごく焦りました。
結局、ショルダーバッグの小さなポケットから出てきたのですが、冷や汗をかきました。
それ以来、チェックインが終わったら、必ず航空券に貼り付けてます。
最後は、いろいろ渡された上でその場を離れるので、何か落としたりしてしまいがちなところ。
とにかく、パスポートに全部挟んで、落ち着いてカバンへしまいましょう。
以上が、国際線のチェックインの流れです。
その後は、保安検査場→出国審査→搭乗口へと進みましょう。
国際線のチェックインに必要な持ち物は?
国際線のチェックインに必要なものは、パスポートと航空券だけです。
航空券は、今は「eチケット」とも呼ばれています。
名前や便名、出発時刻などが書かれたA4用紙が多いです。
空港では、これをパスポートに挟んでおいて、手続きの際は一緒に出しましょう。
チェックインでも、出入国審査でも、どちらの書類も必要です。
eチケットは、旅行会社から送られてきたり、航空会社のホームページで印刷することができます。
オンラインでも見られますが、eチケットは海外に行くときは、必ず印刷して持っていきましょう。
スマホやタブレットの画面は、いざというとき電池切れなども考えられます。
私はアメリカの空港で乗り継ぎを待っている時、「パソコンの中にしかチケットのデータがない」と係員ともめている外国人の男性を見たことがあります。
バッテリーが切れたとかで、コンセントをつないでもらって、でも動かなーい!、などと騒いでました(本人は笑ってましたが)。
国際線の飛行機では、今でもアナログの航空券が便利だなと感じた出来事でした。
さいごに
国際線のチェックインの流れについてご紹介しました。
大まかな流れは以下の4つだけ。
1.パスポート・航空券を出す
2.座席の希望を伝える
3.預ける荷物を載せる
4.搭乗券・手荷物のクレームタグを受け取る
必要なものは、パスポートと航空券だけです。
航空券は、行きも帰りも空港で何度も必要になるので、必ず紙に印刷していってください。
国際線の飛行機は乗り慣れている人ばかりではありません。
人の流れについていくと、全員間違っているなんてこともありますので、分からないことがあれば、空港の係員に聞いてくださいね。