飛行機で後ろの席の人が外国人だったら、英語で「席を倒していいですか?」はどう言えばいいのでしょうか?
国際線の飛行機では、寝るときには席を倒したいですよね。
また、通路側に外国人が座っていた場合、「前を通っていいですか」は何というのでしょうか?
他にも「上の荷物棚」「トイレ」など、国際線の飛行機に乗るとき、覚えておくと便利な英語をご紹介します。
飛行機で席を倒すときの英語は?前を通りたいときは?
席を倒してもいいですか?
「May I recline my seat?」
「May I put my seat back?」
長時間に渡る国際線の飛行機では、寝るときには席を倒したいですよね。
「席を倒す」の英語は、
「recline」
「put my seat back」など。
日本語でも、席を倒すことを「リクライニング」というので、「recline」が覚えやすいかもしれません。
発音は「リクライン」。
アクセントは「ラ」です。
「ン」は聞こえないくらいです。
「recline」という単語さえ伝われば、言いたいことの意味は分かるはず。
まず「Excuse me」と声をかけてから、席を倒していいか聞きましょう。
「Excuse me, may I recline my seat?」
私は、まだ国際線に慣れない頃、後ろの席が外国人で、声をかける勇気がなくて、直立のまま寝たこともあります。
でもネックピローがあっても、とても寝づらいし、寝た気がしない(涙)
姑息にも、後ろの人が、トイレなどでいないタイミングを見計らって倒したこともあります。。
でも、帰ってきた後も何も言われないけど、自分自身が、着陸するまでずっと気まずかったです。
無言で席を倒してくる人も多いですが、声をかけてもらえたら、気持ちが寛大になりますよね。
声をかけて失礼になることはありません。
海外に一歩出た日本人のマナーとして、勇気を出して、一言かけてみましょう。
もし通じなければ、実際に倒してみせて「OK?」でも通じます!
ちなみに「倒した席を戻す」は「put my seat up」です。
前を通ってもいいですか?
「May I pass?」
トイレへ出るときなど、隣の人の「前を通る」は「pass」です。
でも、実際には、席を立ちながら「Excuse me」と言えば、言いたいことは分かります。
あけてくれたら「Thank you」と言って通りましょう。
それにしても、体の大きな外国人がエコノミークラスの狭い席に座っていると、前を通るのも申し訳ない気がしますよね。
私は窓側は景色が見えて好きなのですが、トイレに出る手間はやっぱりいやです。
国際線の飛行機は、機内食や飲み物のやりとりなどで、隣の人に助けてもらうこともあるので、まずは乗ったら、挨拶くらいはしておくといいですね。
飛行機の上の棚は英語でなんという?トイレは?
飛行機の座席の上にある、荷物棚は英語で何というのでしょうか?
また、トイレは何と書かれているか知っていますか?
困らないようにチェックしておきましょう。
上の棚(荷物棚)
「overhead bin」
「overhead compartment」
「overhead」で「頭上の」という意味です。
「bin」は、「フタ付きの大きな容器」。
「compartment」は、「仕切り、区画」。
日本語でも「コンパートメント」というと、お店の個室を差したりしますよね。
トイレ
「lavatory」
飛行機のトイレのドアには、「lavatory」と書かれています。
発音は「ラヴァトリー」。
アクセントは、最初の「ラ」。
あまり聞き慣れませんが、「lavatory」は、トイレの丁寧な表現です。
日本語の「化粧室」にあたると考えるとピッタリかもしれません。
海外のホテルなどにも、トイレのドアには「lavatory」と書かれています。
私もこの単語を知らなかった頃は、「lavatoryって何?研究室?入っていいの?」と不安になりました。(ちなみに研究室はlaboratory。似てません?)
日本人としては「toilet」と書かれていれば分かりやすいのですが、「toilet」は英語では「便器そのもの」を意味するようです。
飛行機の毛布がほしいとき、英語でなんという?席を変わりたいときは?
毛布
「blanket」
毛布の英語は、日本語にもなっているブランケットです。
国際線の飛行機では、最初から座席に一枚は置いてあることが多い。
が、非常に薄い!!
追加で欲しい人は、客室乗務員に伝えれば配ってもらえます。
「Blanket,please.」と申し出てくださいね。
ちなみに持ち帰っている外国人を見たことがありますが、持ち帰りは禁止です。
席を移動してもいい?
「Can I move to another seat?」
出発してから、席を変わりたい場合は客室乗務員にこう聞きましょう。
前のほうはいっぱいなのに、後ろはガラガラということもあります。
どこの席に変わりたいかも、指で指して伝えてください。
理由があって空席にしてある席もあるので、どこの席に変わりたいか分からないと答えてもらえません。
ただ空席なだけであれば、だいたいOKと言ってもらえます。
さいごに
飛行機で知っていると便利な英語をご紹介しました。
「席を倒してもいいですか?」
「May I recline my seat?」
「前を通ってもいいですか?」
「May I pass?」
「荷物棚」は「overhead compartment」
「トイレ」の表記は「lavatory」
「毛布」は「blanket」
「席を移動してもいいですか?」
「Can I move to another seat?」
最初に「Excuse me」と話しかけることも忘れないように。
少しでも会話があるだけで、思い出のフライトになります。楽しんでくださいね!