国際線の見送りはどこまでできる?時間は?出国したら戻ることはできる?


国際線の見送りにいくとき、どこまで一緒に行くことができるのでしょうか?

子どもが初めて海外へ行くときは、見送りに行ってあげたいですよね。

でも、国内線に比べて、安全面のルールが厳しい国際線。

どこまで見送ってあげることができるのでしょうか?

今回は、国際線の見送りはどこまで一緒に行けるのか、また時間の目安をご紹介します。

国際線の見送りはどこまでできる?

国際線に乗るときの見送りは、どこまで一緒に行けるのかご説明します。

一緒に行けるのは、保安検査場に入るまで

見送りの人が一緒に行けるのは、保安検査場に入る前までです。

国内線に乗る場合と同じですね。

安全面のルールが厳しい国際線ですが、保安検査場に入るまで見送りができるのは国内線と同じです。

空港へ着いた後の、基本的な流れは、以下の通り。

1.チェックイン

2.保安検査場

3.出国審査

4.搭乗口

見送りの人がいけるのは1のチェックインカウンターまで。

行けないのは、2の保安検査場から先です。

つまり、チェックインカウンターへは、一緒に着いていっても大丈夫です。

万が一、荷物の重さが無料で預けられる量を超過していたり、預けられない荷物があった場合、どうしようもなければ1人だったら処分(捨てる)ですが、見送りがいれば持って帰ってもらうこともできます。

チェックインの後は両替

チェックインをすませた後は、保安検査場に入るまでの間に、両替所やレストランがあります。

両替は、初めてだと「いくら両替するのか?」などと迷うので、一緒に行ってあげるといいです。

端数のお釣りは日本円で渡されるので、「ちょっと持ってて」と財布にしまう間、荷物を渡せたりするのも助かります。

早く着いて時間が余っているなら、レストランや喫茶店などで、お茶することもできます

私が高校生で初めてホームステイでオーストラリアへ行ったときも、両親が空港まで見送りに来てくれました。

父親は仕事でしょっちゅう海外へ行っていたので、あっというまにチェックインまで父親がすませてしまいました。(もちろん私も隣にはいたのですが。)

さすがにこれは手を出しすぎですが、、(苦笑)

「カギはかけたか」とか「Aだから窓側席だな」なんて直前まで教えてくれたのは心強かったです。

国際線の見送りができる時間の目安は?

国際線の見送りに行った時、時間はどのくらいまで一緒にいられるのでしょうか?

見送りは出発の1時間前が目安

見送りの人が一緒にいられる時間の目安は、出発時間の1時間前です。

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なぜなら、見送りの人が一緒にいられるのは、保安検査場に入る前までですが、

保安検査場に入ったほうがいい時間の目安が1時間前だからです。

保安検査場を抜けたあとは、出国審査、搭乗口へと進みます。

「搭乗口には30分前までに来てください」という航空会社が多いのですが、その前の保安検査場や出国審査が並んでいることもあります。

また、大きい空港だと搭乗口が果てしなく遠い、、ということも多々あります。

建物の端っこの搭乗口だと、歩いても歩いてもなかなか着かない。

せっかくゆっくり見送りできたのに、搭乗に間に合わなくて飛行機に乗れなかった!なんて笑えませんよね。

搭乗口には30分前までに!

搭乗口についたときに、すでに搭乗が始まっているのも気持ちが焦ります。

やはり搭乗口には30分前までには着いておきたい

定時出発させたい航空会社は、搭乗はできるだけ早く終わらせたいので、混み具合によっては、あっという間に搭乗が終わっています。

私は香港へ行った時、思ったより搭乗口が遠くて、20分前に着いたら、もう最後の一人でした。

20分前でも余裕だと思っていたのですが、最後も一人で飛行機に乗り込むのは気まずいです。

また、アメリカでは、20分前にすでにドアが閉じられて乗せてもらえませんでした。。

さすがに日本からの出発便で、20分前に乗れないことは無いと思いますが、旅慣れないうちは、搭乗口で搭乗開始のアナウンスを待つのが理想です。

見送りで名残惜しくても、1時間前には必ず保安検査場に入れましょう

また、保安検査場が混んでいる場合は、もっと早くに送り出してあげてください。

保安検査や出国後、戻ることはできる?

保安検査場まで見送って、無事、保安検査へ入っていくのを見届けたあとで、

「あっ!忘れ物!」

「持ってあげていた荷物を渡し忘れた!」

なんてことに気づいた場合、どうなるのでしょうか。

保安検査場や、その先の出国審査を抜けたあとは、もう戻ることはできません。

緊急の場合でも、特別な手続きを踏んだ上で、到着口から出てくることになります。

見送りの出来ない保安検査場以降のエリアは、特別な区域なので、簡単に行き来はできないのです。

なので、忘れ物などに気づいても、あきらめるしかありません

旅行用品であれば、出国審査を抜けたあとにも売店はあるので、そこで買うなり、現地調達するなりしてもらいましょう。

航空会社の係員に、忘れ物を届けてくれるように頼んでも、基本的には、安全上の配慮から届けてくれません。

見送りをする場合は、くれぐれも荷物の渡し忘れなどないように気をつけましょう。

さいごに

国際線の見送りができるのは、チェックインを終えて、保安検査場に入る前までです。

保安検査場には遅くても1時間前までには入った方がよいので、出発1時間前までには送り出してあげましょう。

一度、保安検査場へ入ったあとは、出発する本人は戻ってくることは一切できませんので、忘れ物には十分気をつけてくださいね。

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