ホームステイの入国審査の答え方!滞在先は?目的は?英語を聞くコツ


ホームステイに出発したときの最初の関門、入国審査

何を聞かれるの?なんて答えればいいの?英語は聞き取れる?答えられないとどうなる?

日本語の通じない相手との1対1の受け答え、慣れないと不安ですよね。

私は今まで10カ国以上行ったことがありますが、怖い顔の無愛想な審査官から、「コンニチワ」と日本語を話してくれるフレンドリーな審査官までいろいろでした。

カナダにホームステイに行ったときは、入国審査で別室に通されて2時間以上かかったこともあります。

今回は私の経験から、ホームステイへ行く場合、入国審査で何を聞かれるか、英語で何と答えたらよいか、入国審査に必要なコツをご紹介します。

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入国審査で聞かれる滞在先や目的。ホームステイの答え方は?

入国審査で、非常によく聞かれる質問は次の3つ。

・滞在日数
・滞在先
・目的
私は観光も含めて、10回以上、海外へ行っていますが、これだけで終わることがほとんどです。

ホームステイに行った場合にはどのように答えたらよいでしょうか。

滞在日数

英語での聞かれ方
「How long are you staying in (Boston)?」
「How many days are you staing in (Boston)?」

答え方は、3週間なら「3weeks」

1ヶ月なら「1month」

もしはっきり決まっていなくても、予定でいいのではっきり答えましょう。

あいまいな答えはすぐ怪しまれて、質問が増えます。

とにかくはっきり答えることが大事。

滞在先

英語での聞かれ方
「where are you going to stay?」

ホームステイなので、「my host family’s house

さらに聞かれた場合のために、住所を書いた紙も必ずカバンの中に用意しておきましょう。

英語の「homestay」は、日本語の「ホームステイ」ほど浸透していないので、「homestay」より「host family」という言葉を使ったほうが通じやすいです

渡航目的

英語での聞かれ方
「Why do you come to (United states)?」
「What’s your porpose of your visit?」

英語が通じないと思われると、
「business? sightseeing?」
などと聞いてくれることもあります。

ビザ無しでの短期ホームステイ(1ヶ月程度)なら「観光」なので、「sightseeing」と答えます。

もちろんビザ有りなら「留学」なので、「to study English」。

ビザ無しの短期ホームステイでも、語学学校に通う場合の目的は「留学」じゃないの?と思うかもしれませんが、

「to study English」と答えると、「じゃあ、なぜ学生ビザが無いんだ?」という話になります。

ビザ免除で滞在できる程度の留学・ホームステイであれば、実際に「観光」も兼ねていますので、「sightseeing」とだけ答えるのが無難。

「ウソのようで嫌だ」というなら、「sightseeing and study English」などと答えてもよいですが、さらに質問がくることは間違いないです。

実際に「to study English」と答えて、大変だった経験談を次にご紹介します。

カナダにホームステイしたとき、入国審査で困った経験談

カナダへ語学留学&ホームステイに行った時、入国審査でやはり渡航目的を聞かれました。

このとき、短期ホームステイだったにも関わらず、3週間でも語学学校へ行くからと「to study English(留学)」と答えてしまいました

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そのときは、ビザ無しで入国する意味など分かっていませんでしたので。。

そうしたら、案の定「学生ビザは無いのか?」とパスポート内を探されましたが、ビザなんて無い。

当時の私は、ビザって何?もしかして要るの?くらいな理解で焦りました。

語学学校の書類を見せても分かってもらえず、結局、別室に通されて、帰りのチケットや所持金だとか、詳しく質問されました。

長いこと待たされた挙げ句、最終的に「visitor record」という紙をパスポートに貼られてなんとか入国できましたが、2時間以上かかりました

スーツケースもとっくにまわり終わって見つからず、語学学校の迎えもおらず、、、

夜だったので、緊急用に教えられていた語学学校の電話にかけても留守電。

ホストファミリーに電話して、タクシーで何とかホームステイ先にたどり着く、という経験をしました。

それでも正当な手続きで入国したので、失敗というわけではないのですが、「観光」と答えても問題はなく、もっとすんなり入国できたはず。

短期ホームステイでの渡航目的は「観光」でウソではないので、「sightseeing」と堂々と答えたらよいです。

もしもっと突っ込んで質問されたら、隠す必要はないので、「語学学校にも行く」と答えればよいだけです。

入国審査で気をつけること。英語を聞き取るコツは?

英語を聞き取るコツは、最初の英語に集中する!

入国審査官は、定型文で質問してくれるわけではないのですが、だいたい最初の英語が分かれば答えられます。

目的なら「Why
滞在期間なら「How long
滞在先なら「Where

最初の疑問詞に集中するのは、TOEICのリスニング問題を解くコツと同じ。

質問に対する答えが間違っていたら、もう一度聞いてくれます。

というか、明確な答えが分かるまで入国させてくれません。

私はイギリスに行った時、入国審査の英語が聞き取れず、何度も聞かれたのですが、当時19歳だった日本人の小娘にも、すごく厳しい態度でした。

そのときは観光で、結局、なんとか答えられてすぐ入国できたのですが、入国審査は甘くない!と実感しました

焦らず、何度でも聞いて、はっきり答えましょう。

機内持ち込みの手荷物に、必ず滞在先の書類を入れる

多くの場合は、カンタンな質問に2つほど答えればそれで終わりの入国審査。

パスポートだけで、数分で終わることがほとんどです。

でも万が一、私のように入国審査が長引く可能性があるかもしれません。

そんなとき、絶対に必要なのが、ホームステイ先・語学学校・帰りの航空券についての書類

もちろん英語で書かれたものです。

入国審査の段階では、飛行機に乗るときに預けたスーツケースは手元にありません。

入国できてから受け取りのターンテーブルに進めます。

ですから、書類はかならず、機内に持ち込む手荷物の中に入れておきましょう。

できればパスポートと同じところに。

英語があまり話せない状況では、こういった書類たちが助けてくれます。

私も別室に通されたカナダの入国審査では、かかった時間の8割は、私が渡した語学学校などの書類を、審査官がじっくり見て、コピーなどを取っている時間でした。

実際に質問に答えたのは、審査中のほんの一部だけです。

さいごに

入国審査は、海外へ行くのにあたり避けては通れない最初の関門ですよね。

でも、質問内容はほぼ決まっているので、落ち着いて答えれば大丈夫。

自信がないからと小さい声で答えていると「何だって?」と逆に迫られます。

あいまいに笑ってごまかそうとせず、間違ってもいいので、はっきり答えましょう

無事入国できたら、そこから楽しいホームステイが待っていますよ!

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