ホームステイの持ち物で、持っていくと便利なものって何でしょうか?
逆に、持っていっても使わないものって何でしょうか?
ホームステイだから、タオルがいるかどうかも迷うところですよね。
私も初めてのホームステイでは、今思えば、全然使わないものまであれこれ詰め込んでいました。
3回目のホームステイでようやく要るもの、要らないものの区別がつけられるようになりました。
そこで今回は、私の経験をもとに、持っていくと便利なもの、逆にいらないものをご紹介します。
また、持っていこうか悩むタオルについても必要かどうか載せていますので、参考にしてください。
ホームステイの持ち物で、あると便利なものは?
私がホームステイへ持っていって便利だったものを、厳選してご紹介します。
一般的な持ち物リストには載っていないことも多いのですが、確実に「あれば便利なもの」です。
・洗濯ネット
・リュック
・写真
・圧縮パック
・フォーマルな服
・目覚まし時計
洗濯ネット
洗濯ネットは、特に女性向けに、現地での下着の洗濯に便利です。
洗濯のシステムは、ホームステイ先によってだいたい2パターンあります。
洗濯機、乾燥機を借りて自分で洗う場合と、ホストファミリーの洗濯と一緒に洗ってくれる場合です。
私はどちらの方法も経験しましたが、洗濯ネットはどちらの場合も使えて便利です。
洗濯機を借りて自分で洗う場合は、万が一、取り出しに行くのが遅れて、他の人に出されてしまっても大丈夫だし、
ホストファミリーの洗濯と一緒に洗ってもらう場合も、下着だけは洗濯ネットに入れておけば、そのままネットごと返ってきます。
中身が開けられることはまずありません。
リュック
両手の空くリュックは、身軽さが必要なホームステイ生活に便利です!
それも大事なのは、旅行用の大きなものではなく、普段使いのリュックを持っていくこと。
私は旅行用の大きいリュックしか持っていかなかったので、語学学校で「毎日山登りに行くみたい」と言われてました。
ホームステイの場合は、現地に着いてしまえば、毎日持ち歩く必要のある荷物はあまりありません。
それに、現地でちょうどいいサイズのお気に入りのリュックを見つけるのはなかなか難しいので、日本から持っていくのがオススメです。
私は現地でなかなか買いたいリュックが見つからず、結局リュックは諦めてショルダーバッグを買いましたが、けっこう高くつきました。
写真
自分の家族写真を持っていくと、ホストファミリーとの会話のネタになるし、親近感を持ってもらえます。
もし語学学校に通う場合は、日本国内の旅行の写真があると、プレゼンテーションに使えます。
私は、広島旅行の厳島神社の写真をプレゼンテーションで使ったら好評でした。
高校生のときは、学校で撮った写真を持っていったら、制服姿に興味がある様子でした。
外国の学校では制服は無かったり、あるといっても、日本よりシンプルなものが多いので、口で「制服(ユニフォーム)を着る」と説明するのとは、だいぶイメージが違うみたい。
私がホームステイ中に通ったオーストラリアの中学校は、緑のトレーナーと黒いズボンが制服でした。
こういうのは写真でないとなかなか説明できません。
圧縮パック
旅行には欠かせない、衣類のパッキングの強い味方が圧縮パックです。
スーツケースの場所を占める服・タオル類をペッタンコにできます。
100円均一でも手に入りますが、繰り返し使えるものなので、旅行用品店の数百円のものの方が性能はいいです。
100円の圧縮パックは、すぐ穴があいて空気が入ってきてしまい、圧縮できなくなることが多かったです。
今回の一回きりしか使わない、ということであれば、安いものでもいいでしょう。
目覚まし時計
目覚まし時計は、持ち物リストにも書いてなかったりして忘れがちですが、絶対に必要。
荷物にならない小さい目覚まし時計がいいです。
私は500円くらいの小さなアナログ時計を持って行きました。
ホームステイの部屋に時計がなかったので、時間を確認するにもちょうどよかったです。
フォーマルな服
一着でいいので、女性はワンピースがあると、いざというとき便利。
なければ、かさばらないスカートだけでも持っていくのがオススメ。
ホームステイはほとんどラフな格好でいいのですが、急に小洒落たレストランに行ったり、パーティーに誘われることもあります。
だいたいすごく急なので、買いに行く時間はありません。
私はアメリカでルームメイトが帰国する前の最終日に、ハウスメイトたちときれいな景色の見えるレストランに行きました。
その日、急に決まったのですが、みんなワンピースなどでおしゃれしていて、私はおしゃれしたくてもジーパンしか持っていなくて恥ずかしかったです。
ホームステイの持ち物で要らなかったものは?私の体験
便利なものとは逆に、持っていっても必要なかったものをご紹介します。
あられ、味噌汁など日本の食べ物
日本が恋しくなるかも、食べたくなるかもと、普段は食べない「海苔せんべい」や、フリージングの味噌汁をもっていきましたが、一切手をつけませんでした。
普段から食べないものは現地でも食べません。
それと、おせんべいなど日本らしいお菓子は、あまり外国人にはウケないようです。
お腹がすくなら、現地のスーパーなどでお気に入りのお菓子を見つけた方が楽しいし、お土産にもなります。
今までの海外旅行でも、一度も日本の食べ物が無くて困ったことはありません。
日本のものは、帰国後のお楽しみに。
3着以上の服
3週間のホームステイでは、服は3着を着回せば十分でした。
シャツにトレーナーを合わせるなど、おしゃれのために重ね着しているのは日本人くらい。
現地では、だいたいみんなシンプルな服を1枚着ているだけだし、「昨日と同じ服だ」とか誰も気にしていません。
私も出発前はコーディネートを考えたりしましたが、結局現地では、一枚で着やすいセーターなどばかり。
日本にいるときより、服装はシンプルになってました。
スーツケースの場所を一番取るのは衣類なので、持っていくのは3着くらいで大丈夫。
4ヶ月留学に行ったときは、季節も変わるので、あとは現地調達しました。
ちなみに、下着や、夏のTシャツは、洗濯が回る1週間分はあったほうが安心です。
文法の本
確かに英語の勉強に行くのですが、文法の本はいりません!
ホームステイでは「生きた英語」を学ぶので、わざわざ生きていない英語を本を開いて読むことはありません。
私は高校生のとき、「あれなんて言うんだっけ?」と思うかも!と思って、分厚い文法の教科書を一冊スーツケースに入れていきましたが、一切開きませんでした。
もし開いたとしても、現地で、日本語の説明を読むのって、なんだかバカバカしい。
そんなことより、部屋の外に出て、ホストファミリーに聞いたほうがよっぽど役に立つ英語を教えてくれます。
どうしても万が一に備えて本を持っていきたいというなら、場面別の実用的な会話が載っている会話本がおすすめです。
ホームステイの持ち物にタオルは何枚必要?
ホームステイにタオルを持っていくべきか迷いますよね。
かさばるので、必要ないならできるだけ減らしたいもの。
私の経験では、バスタオル1枚、フェイスタオル2-3枚を持っていくといいです。
基本的に、ホームステイ先のタオルは貸してもらえるのですが、どのくらいタオルを自由に使えるかは、ホームステイ先によって違います。
しかも、これは行ってみないとなかなか分かりません。
タオルを使えない場合、着いたその日から必要になるので、最低限、バスタオル1枚、フェイスタオル数枚を持っていくのがおすすめ。
荷物を減らしたければ、最低、バスタオル1枚だけでも良いです。
必要なら、その後、現地調達すればいい。
私のホームステイ先は、カナダとオーストラリアでは「置いてあるタオルは自由に使ってね」というスタイルで、毎日一枚バスタオルを貸してもらっていましたが、
アメリカのホームステイ先では、最初に「タオルはこれね」と3枚バスタオルを渡されただけでした。
10人くらい留学生がホームステイしている小さな寮のようなホームステイ先だったせいか、お風呂場にタオルは置いてありませんでした。
洗濯は1週間に1回だったので、自分の持っていったバスタオルも入れてローテーションさせて使っていました。
さいごに
私の経験からホームステイの持ち物に、あると便利なもの、いらなかったものをご紹介しました。
持っていくか迷うタオルは、最低限バスタオル1枚、フェイスタオル数枚を持っていくのがオススメです。
これからホームステイに行くにあたって、荷物について迷うこともありますが、だいたいは無かったら無かったでなんとかなります!
最初は失敗しても、次の経験につながるので、あまり考えすぎず、パッキングも楽しんでください。