ホームステイは英語が話せない人でも大丈夫!私の経験。準備には英会話教室も


ホームステイに行きたいと思っても、英語が話せないのに大丈夫?と不安もあります。

私も初めてのホームステイは、初めての海外でもあり、「このまま行って大丈夫かな?」「日本語の通じないところでやっていけるのかな」と不安でいっぱいでした。

そこで今回は、英語が話せないと不安な方へ、私が「話せなくても大丈夫」と考える経験談と、出発前にオススメの英語の準備についてご紹介します。

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ホームステイに行くのに英語が話せない?でも大丈夫!

ホームステイに行きたいと思っても、英語が話せないと、このまま行っても大丈夫なのか?生活できるのかな?と不安になりますよね。

でも大丈夫!

ホームステイでは「話せないから生活できない」ことはありません。

「生活するから、話すしかない」のです。

話せないといっても、Yes,Noも言えない、thank you も知らないという人はほとんどいないですよね。

大体の場合、話した経験がない、少ないだけで、学校で習った英語の知識はあります。

そうであれば、ホームステイではちゃんとやっていけます。

例えば、私はカナダへホームステイに行ったとき、ホームステイ先近くのバス停から、地下鉄の駅まで、バスに乗って行っていました。

初めてバスに乗る日、ホストマザーには「23,301,302のどれかの番号のバスに乗るのよ」と教えられましたが、待っても待ってもその番号が来ない。

ほかにバス停で待っている人もたくさんいたんですが、違う番号のバスが来ると、ほのたびにどんどん乗り込んで、私以外誰もいなくなる。

2月の真冬のモントリオールの朝はマイナスの世界で、待っているだけで凍えます。

さすがにおかしいと思って、次に来たバスに乗り込むことにして、待っている間に運転手さんに話しかける英文を考えました。

「Does this bus go to the metro station?」

文法は間違っていません。

さて、実際に次のバスが来て、ドキドキしながらサングラスの男の運転手さんに「Does this bus go to the metro station?」と聞いてみました。

すると、運転手さんが大声で

「ハァ??」

英語のHaan?だか分からないけど、とにかく通じてない!

そこで私は、とっさに大声で

「Metro station?」

と言いました。すると、大声で

「Yes!!」

と答えてくれました。

後から分かったのですが、どのバスに乗っても地下鉄の駅までは行けたみたい。

結局、この時使えた英語は名詞を並べただけです。

こんな感じで、実際の海外での生活には、正しい文法で話せるかなんて、まずは関係ないのです。

知っている単語をちゃんと口に出す。

やりとりをするには、これさえできれば大丈夫。

単語を口に出して通じるようになってから、だんだん、だんだん、通じる文章が話せるようになるのです。

急に通じる文章が話せる人なんて誰もいませんから。

もちろん、スムーズに話せた方が苦労は少ないですが、苦労しないで会話できるなら、英語を学びにホームステイに行く必要はありません。

話せないから行けない、のではなくて、話せないから行く!

そして、行くから話せるようになるんです。

もちろん、どのくらい英語の知識(文法やボキャブラリー)があるかによって、その後の伸びは違うので、日本での英語の準備もしていくに越したことはないですよ。

ホームステイ私の経験 英語より大事なこと

英語が話せないことより、ホームステイで気をつけないといけないことは、英語が話せないからといって部屋にひきこもらないこと。

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出発前はそんなことしない、と思っていても、実際に行ってみると、やっぱり目の前の努力しないといけない状況から逃げたくなる気持ちになったりします。

ホームステイ先であっても、誰の目もない部屋というのは落ち着くものです。

でも、ホームステイに来ているからには、英語が話せなくても、話す努力をすることが大事。

会話で十分な意思疎通ができないからこそ、普段のコミュニケーションが重要なんです。

ひきこもってしまうと、ホストファミリーもこちらが何を考えているか分からないし、何しに来たんだと思いますよね。

そんな状況が続けば、好感は持たれないし、仲良くなれることもありません。

そうなるとささいなことでギグシャグするし、結果的に会話が少なくて、せっかくホームステイに来たのに英語も上達しないままになってしまいます。

ポイントは、ホストファミリーや現地の生活に積極的に興味を持つこと。

ホストファミリーって、家族にもよりますが、意外と話しかけてこないので、できたら自分から質問してみましょう。

会話のネタには、相手のことを聞くといいですよ。(なぜホストファミリーをしてるのかとか、休日は何をしてるのかとか)

ホームシックになったら、そのときは無理することはないですが、ホストファミリーにもそう伝えましょう。

「I feel homesick.」で伝わります。

ただ、いつまでも部屋にいてもホームシックって治らないです。

治すには新しい環境に慣れるのが一番なので、外に出る努力はした方がいいです。

かくいう私も初めてのホームステイは、あまり話すことができなくて、ホストファミリーとギグシャグした苦い経験も残っています。

当時の私にアドバイスするなら、通じないかも、とかこんなこと聞いていいかなとか、空気を読まずに普段からもっと話しかけて!と言いたいです。

話せない、と英語に自信がないうちこそ、その状況をカバーするためにも積極的に一緒に時間を過ごしましょう。

ホームステイまでに英語に慣れるには英会話教室もあり

英語に自信がないなら、日本で出発前に英会話に慣れておく、というのもおすすめです。

そのために手軽な手段は、英会話教室です。

現地に行くと、空港に到着した直後から、英語で話さざるをえない環境になりますが、着いてすぐはなかなか耳も口も英語に慣れてません。

英語に対して慣れる時間も必要だし、外国人と話す、という非日常の環境に慣れる時間も必要です。

これが、日本で英会話、特に外国人との会話に慣れていると、慣れるまでの時間が少なくてすみます

私は、日本で英会話のNOVAに通ったあとで行ったアメリカのホームステイですごく感じました。

出発前の数週間、残りのポイントを使い切らないといけない事情もあり、いつもより頻繁に週に3回ほど行っていました。

そうしたら、以前に何も準備せずに行ったカナダのときより、圧倒的に慣れるのが早かったです。

日本にいる間は、英語が上達したとも何も感じませんでしたが、現地に行ってホームステイ先に着いたときから、ホストマザーやハウスメイトが話しかけてくれる言葉に戸惑うことがなく、挨拶の英語が出てきやすかったです

HelloとかThank youとかいう簡単な言葉でも、言い慣れていると特別な言葉を話している気がしないので、自分の気持ちが現地に馴染みやすくもなります。

もし出発前に時間があれば、1週間だけでも試してみる価値はあります。

ついでに外国の文化や習慣について、外国人講師に聞けるメリットもありますよ。

さいごに

ホームステイに行くのに英語が上手に話せなくても大丈夫、と分かっていただけましたか?

大事なのは英語が話せることより、ホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとる姿勢です。

耳と口と心の準備に、出発前に英会話教室を使うのもおススメです。

ホームステイに行きたいと思って、実際に行けるって人生の中でもとても貴重な時期です。

チャンスがあるならぜひ勇気を持って挑戦してください!

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